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映像コミュニケーションツール「ドットフォンビジネスV」

2006.09.26|映像コミュニケーション このエントリーをはてなブックマークに追加Yahoo!ブックマークに登録この記事をクリップ!BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク

今まで、映像コミュニケーションというキーワードを通じて、サービスコンセプト、技術、システム事例など様々なことをご紹介してきた。今回はシステム事例の第四回目として、NTTレゾナント社が開発し、NTTコミュニケーションズがサービス提供している映像コミュニケーションサービス「ドットフォンビジネスV」をご紹介することとしたい。

本サービスは、Web会議と呼ばれる映像コミュニケーションサービスとは異なり、ISPが提供する050番号を有するIP電話の延長として、テレビ電話、テレビ会議の可能なサービスとして開発された製品である。1:1コミュニケーションとしては、MPEG4の高品質映像によるIPテレビ電話として機能し、ファイル共有、ホワイトボード、インスタントメッセージ、ファイル送信のコラボレーションツールを利用できる。また、050番号を有するメリットを活かし、ソフトフォンとしてFOMAのテレビ電話、加入電話及び携帯電話との音声通話が可能となっている。

テレビ会議機能は、専用クライアントをインストールしたパソコンだけでなく、出先のFOMAからのテレビ参加も含めを開催できるようになっている(図1)。

図1 DPBV(P2Pコミュニケーション及びテレビ電話イメージ)

通常のテレビ会議サービス・システムでは、同時に複数の人が発言できず、実際の会議で行なわれるような活発な会議とならない欠点があるが、本サービスでは、参加者全員の音声をミキシングし、全拠点へ配信しているため、その場にいるようなディスカッションが可能となっている。また、多地点会議を開催している際のコラボレーションツールとしては、参加者でインターネット上のWebページを同時に閲覧するWeb共有、アプリケーションソフトをインストールしていなくても資料を書き換え・共有ができるアプリケーション共有、TV会議時の特定参加者と秘話チャットが可能なグループチャットなどが利用可能である。また、「NAT/FW越えトンネリング機能」もサポートしているので、社内LANからも利用できる。

ドットフォンビジネスVの利用シーンとしては単なるテレビ電話やテレビ会議だけでなく、FOMAとの相互通信機能を用いて、出張先や作業現場などの情報を映像と音声でリアルタイムに社内や事業所へ伝えるシーンがある。例えば、本コラムの「FOMAとPC間の映像通信」http://www.bcm.co.jp/itxp/2006/06/cat07/30120307.phpでご紹介したように、工事の現場や店舗の様子など実際に出向かなければならない場所から、FOMAによって本社の責任者に現況を伝え、的確な指示を出すことができることになる。今後このような利用シーンがますます開拓されることを期待する。

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