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EA2.0の要件 理想と現実(その2)

2007.06.12|EA2.0 このエントリーをはてなブックマークに追加Yahoo!ブックマークに登録この記事をクリップ!BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク

「“EAの父”ザックマン氏が提唱するEAコンセプト」6つのうち代表的な4つの要素を満たす設計図の作成を試みた際に得られた経験則を、前回に続き紹介していきたい。

2)PrimitiveはCompositeから作る: As-IsにしろTo-Beにしろ6行目は運営される組織そのもの、言わばアーキテクチャではなくインプリメンテーションなのでComposite で良い。しかし、Primitiveであるべき1~4行目の設計図を引き出すためにヒアリングした際に出される意見もCompositeな意見としてなっている。

例えば3回前の本ブログで紹介したように、現場業務のAs-IsやTo-Beイメージは、業務フローというWhat、How、Who、Whenの4つのPrimitiveから構成されたCompositeで表現されることが多い。これを適切にPrimitiveに分解し、5W1Hの観点からスコープを明確にしたうえで抜け漏れのない業務モデルを設計には、次のような順序で検討を進めるのが有効であった。

まず、1行目の経営スコープ(マネジメントスコープ)を5W1Hのリストで表現する。次に、このリストにあわせてCompositeな意見をPrimitiveに分解する(前回の図1の記号B)。

3)HowとWhenは混同されがち: How=プロセスと考えがち。これは“プロセス”というカタカナ英語が混同の原因。処理や機能がHow、イベントやサイクルがWhenと考えると、“プロセス”というコトバをPrimitiveとして使っているのかCompositeとして使っているかが理解できるようになる。個人的には、“プロセス”や“ビジネス”というカタカナ英語は誤解のもとなので、今後はできるだけ使わないようにしていきたいと考えている。

4)良い経営モデル(2行目)を作成するには、人事・組織デザインがわかっている必要がある。なぜなら、人事・組織デザインは、Why-Who-Howの各Primitiveのデザインやそれらの一体化(Integration)に深く関係しているからである。

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コメント

(おそらくですが...)今回から,1行目が「経営スコープ」と「マネジメントスコープ」の二つ言葉で表現され始めていますね.

個人的には,”経営”という言葉だと営利企業体をイメージしがちなので,”マネジメント”の方が言葉としてはしっくりきます.EAは組織(エンタープライズ)に対して導入・運用されるという認識ですので.

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