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通信ソフトの品質について

2008.07.30|通信ソフトウェア開発 このエントリーをはてなブックマークに追加Yahoo!ブックマークに登録この記事をクリップ!BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク

一世代前の通信ソフトウェア開発では、1年以上の期間をかけ設計、製造、試験工程を順次実施してきた。最近の開発は随分と短期で開発するようになり、やっつけ仕事のような側面が出てきていると感じている。1年で実施していた開発を半年とか、3ヶ月で実施しようとするとどうしてもどこかをはしょったりしがちだ。

例えば、3ヶ月の短期開発の場合、コーディングまでを1ヶ月、その後を試験に充てたいとの依頼元からの要望があったりする。開発するソフトウェアの品質を高めたいう想いからどうしても試験期間を長くするということを依頼したいという気持ちはわかるが、これがどんどん首を絞めることになっているケースが多いと思う。

開発量が100KLを超えるような開発で、1ヶ月程度で設計からコーディングまでをこなそうとするとまともな設計はできず、とにかく実現するための機能を順次設計しながらコーディングをするような形になりがちだ。とりあえず、動くものは作れても無理やり作ったソースは、次にこのソースを母体で機能追加をするケースでどんどん傷口が広がる。前回にも書いたような流用したくないソフトができてしまう。

通信ソフトウェアでも一回作れば、機能追加はないようなものであれば、短期開発で無理やり作ることも止む無しかと思うが、サービス追加等を継続して進めていくような開発では、少なくとも試験工程と同等程度の設計製造工程期間を置き、開発したソースが今後の機能追加に支障が出ないように吟味する期間が必要である。長期的な視点で開発投資を抑えるためには、一回一回の開発で手を抜かないようにすることが肝要だと思う。

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