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セマンティックWeb技術の動向について その1-概要・特徴-

2008.08.08|新ネットワーク このエントリーをはてなブックマークに追加Yahoo!ブックマークに登録この記事をクリップ!BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク

パソコンとインターネットの普及によって、私たちの生活は飛躍的に便利になっ た。パソコンの前に座っているだけで、買い物ができたり、音楽や動画を楽しめ たり、ホームページやblogで自分から簡単に情報を発信することもできる。わか らないことがあれば、誰かに訊いたり本で調べたりしなくても、インターネット上 の記事を調べるだけで解決できる場合も多い。

しかしながら、入手可能な情報が増えるほど、求めている情報にたどり着くこと が困難になる。例えば、インターネットを検索したときに、次のような状況に陥っ たことはないだろうか。

・検索結果が多すぎたり、該当するページがありませんという結果が返ってきたりした

・検索結果が得られたが、どれも自分の求めている情報とは違う

・求めている情報がいくつものページにまたがっていたために、検索を繰り返して情報を収集しないといけなかった

、ものすごく賢い検索エンジンが登場して、人の代わりにコンピュータが文章 を読んでその内容を自動的に理解してくれれば、このような状況は避けられるか もしれない。しかしながら、そのためには、コンピュータを人工知能化させなけれ ばならず、技術的に非常に難しい。 コンピュータを賢くするのが難しいならば、逆に、Webページ側に何か手を加える のはどうだろうか。

例えば、コンピュータに理解できるような統一された方法で、 「このWebページは、○○について書かれていますよ」という情報をWebページに 埋め込んでおけば、コンピュータがそれほど賢くなくても、求めるWebページにア クセスできそうだ。 このように、Webのコンテンツをコンピュータによって理解(処理)しやすい書式で 表現し、コンピュータが効率よく情報を処理できるようにするための枠組みを、セ マンティック(semantic:意味的な)Webと呼ぶ。

図1に示すように、セマンティック Webを利用することでコンピュータはネットワーク上の様々な情報の意味を理解 することができ、利用者が望む情報を効率よく抽出することが可能となる。

それで は、次章で、セマンティックWebはどのような技術によって実現されるかを紹介する。

図1 セマンティックWebによる情報検索イメージ

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