TTC標準化(SIP関連)の動向 その3-TR-1015/TR-1020について-
今回は、前回に引き続き2008年度、信号制御委員会で標準化されたSIP関連の ドキュメントであるTR-1015/TR-1020について説明する。
③TR-1020(NGNにおけるSDPメディアネゴシエーションに関するインタフェース技術レポート) 1.0版
多種多様なトランスポートプロトコルやコーデックを利用した通信を行う端末間の 相互接続性の向上を目的とし、アンサー側はオファーと同じメディア能力のアンサーを 返すことが出来る場合には同じメディア能力のアンサーを返し、それ以外の場合には エラー応答することを基本的な考え方として、呼制御信号条件としてJT-Q3401及び JT-Q3402に共通するメディアのネゴシエーションの推奨動作を規定している。
④TR-1015(事業者SIP網およびNGNにおける着信転送サービスに関する技術レポート) 2.0版
事業者SIP網およびNGNが加入者に着信転送サービスを提供することを可能とすることを目的に、 着信転送サービス提供網における信号手順及び着信転送サービス提供網との相互接続において 必要となる信号手順を規定している。2006年度制定したTTC TR-1015 第1.0版の改版で 1.0版で参照している国際標準の改版に伴う改版部分をダウンストリームし、技術仕様を引用。 また、付録にメッセージ例を追加した。
今回、紹介したJT-Q3401、JT-Q3402、TR-1015、TR-1020の他にもTTC標準から 参照するRFCは、TTC標準として参照することが必要であるため、JT-Q3402で 参照している48のRFCについて簡略標準を制定している。 以上が、2008年度、信号制御専門委員会で標準化されたSIP関連のドキュメントとなる。
次回は、2009年度上期に予定している国内標準化活動等について説明する。




