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高品質で安定したサービスを支える監視技術 その2-SNMP機能のみ利用時のサービス監視の限界と課題-

2009.12.18|新ネットワーク このエントリーをはてなブックマークに追加Yahoo!ブックマークに登録この記事をクリップ!BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク

第1回で説明したように、サービス監視は SNMPの利用が主流である。 しかし、短時間のシステム・サービス停止が許されない電話・映像配信等、より高い信頼性が求められるネットワークでは、SNMPのみを利用した監視には限界がある。今回はサービス監視における課題について述べる。(図2)

課題1)装置毎の監視レベル差異

装置のマルチベンダ化が進んだ場合、各装置ベンダで定義する拡張MIBから取得する情報に差異が生じる。

各装置が標準装備するMIB以外の拡張MIBを用いた詳細管理を行う場合、サービス監視品質の高度化が困難となる。

課題2)監視対象装置の性能が低い場合の、SNMP導入可否

サービス提供サーバのプロセスの正常性確認など、より詳細な監視するため、監視対象装置にエージェントソフトと呼ぶプログラムをインストールするが、監視対象装置の性能限界、他アプリケーションとの競合等により、インストールできない、つまりSNMPによる監視自体が不可能な場合がある。

課題3)サーバプロセスの監視不可

サービス提供装置のプロセスが停止し自律復旧出来ない場合、プロセス再起動はサービス監視者が手動実施する必要があり、回復までに時間を要する。しかし、SNMPでは一部プロセス監視しか出来ず、不具合発見が遅れる場合が生じる。

サービス提供サーバ・基幹ネットワーク装置で本不具合が発生した場合はサービス影響が大きくなる。

課題4)装置状態監視以外の、ユーザ単位のトラフィック監視の必要性

ルータ・サーバの起動・停止は確認出来るが、サービス提供サーバからお客様ネットワーク装置までの詳細な通信状態の把握や、ルーティング動作状態を監視することが出来ない。


図2:ネットワーク監視の課題

第3回目では、課題1)課題2)課題3)の解決方法を説明し、第4回目で、課題4)の解決手法を説明する。

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