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高品質で安定したサービスを支える監視技術 その4-フロー計測技術を利用したトラフィックの監視技術-

2009.12.24|新ネットワーク このエントリーをはてなブックマークに追加Yahoo!ブックマークに登録この記事をクリップ!BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク

第2回目で説明した課題4)装置状態監視以外の、ユーザ単位のトラフィック監視の必要性の解決方法として、フロー計測技術を用いたサービス監視手法について、説明する。(図4)

フロー計測とは、トラフィック特性や隣接するネットワーク単位のトラフィック特性を分析するため、ネットワーク上を流れるトラフィック(フロー情報)を、ルータ・スイッチ等中継装置でモニタリングする機能である。コレクタと呼ぶ収集装置を設置し、フロー機能のある装置から、フロー情報を収集・分析することで、ユーザ単位のトラフィックの流れが把握出来る。

従来よりサービス監視に用いてきたSNMPでは、サービス提供サーバからお客様ネットワーク装置までのユーザ単位の通信状態を把握したり、ルーティングの動作状態を監視することができなかった。フロー計測では、より細かいネットワークの状態を計測でき、機器間の経路・制御情報等の把握によるネットワーク管理も行えるため、サービス提供サーバからお客様ネットワーク機器まで一貫した、通信状態の把握が可能となる。


図4:フロー計測技術を利用した監視手法

今回の連載にて、高品質で安定したサービスの運用のために、「監視の重要性」と、「SNMP機能利用のみ監視の限界と解決手法」を説明した。

今後、サービスに求められるニーズの高まりにより、ネットワークを形成するルータ・サーバ等装置は更なる技術進歩が予想される。それに合わせてサービス監視も更なる工夫が必要であり、今後も継続してサービス監視の改良に取組んでいく。

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