パケットループ
先日、社内で座席移動をやった折に、LANの接続を誤ってフロア全体のIP-NWの通信ができなくなってしまった。通信系のソフト開発をやっている人達ばかりなので、NWのつなぎ間違いやIPアドレスの間違い等による影響はわかるはずなのだが、随分もろいものだ。
NW上で影響範囲が大きいのは、IPパケット等が、NW内でぐるぐる回るいわゆるパケットループだ。NWのパケットループだけが発生していると思っていたら、社内システムのサーバ群が影響でダウンしたり、ループが治ったあとも、いつもより通信に時間がかかるような後遺症が継続したりする。IP-NWで接続されるようなクラスタ構成のサーバとか、DBサーバ間のミラーリングとかだと、接続に使っているIP-NWのパケットループで本来の機能が全く果たせなくなったり、回復に時間がかかっていたりするということなのである。
最近は、社内でも基幹NWでは10Gb級の容量でNWを組むことがあると思うが、この容量でもパケットループでは、すぐ使い切ってしまう場合もあり、すごいことだと思う。
通信ネットワーク全般で、基幹網はIP網であることが普及している現在、パケットループは本当に危険なことであるが、パケットループを想定してシステムを実現していたりするようなことは、通信系ソフト分野でもルータ製品以外だとあまりないと思うので、脆弱性についてもう少し真剣に考えていく必要があるように思う。




