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猿でもわかる可視光通信(追記)

2009.12.14|猿でもわかるICT このエントリーをはてなブックマークに追加Yahoo!ブックマークに登録この記事をクリップ!BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク

以前書いた“可視光通信”について、ブログを読まれた方からコメントを頂戴した。コメントの主旨は「可視光通信をアマチュア無線に利用できるのでは?」といったものである。「アマチュア無線」という言葉を聞いて非常に懐かしかった。実は筆者も学生時代に第四級アマチュア無線技士(当時は電話級と呼ばれていた)資格を取り、コールサインももらって「CQ、CQこちら・・・」と楽しんでいたことを思い出した。弊社にもアマチュア無線クラブがあり現在も活発に活動している。アマチュア無線といえば、交信を“QSO”といったり、無線機のことは“リグ”と呼んだり、“FB”や“ベスト73”など、いろんな“専用符号”を使いこなしていたことを思い出す…。ただ、最近はすっかり忘れていた。利用者も減少していると聞く。

ちょっと話題がアマチュア無線そのものにそれてしまったが、これに可視光通信を利用しようという発想は初耳で、非常に興味を持ったのである。“可視光アマチュア無線通信”の実現について考えてみた。技術的には、先のブログのとおり光の見える範囲であれば映像まで送れるほどの開発が進んでいる。とすると、重要なのは電波同様利用方法の規定・標準化のようだ。

現在、日本の電波法では3THz(赤外線付近)までの周波数の電磁波を電波として定義し、用途毎に利用できる周波数帯域を細かく割り当て、混信や干渉を防止している。もちろん、アマチュア無線にも複数の帯域が割り当てられている。これに対し、可視光は周波数で言うと約400THzから約800THzで、電波法の対象外である。そこで可視光通信コンソーシアム(VLCC)を中心に標準化が進められている。その案によると、先の周波数を1THz毎に区切って約400程度の“光帯域”ができるという。この中の幾つかをアマチュア無線用に割り振ればよいのである。

今やアマチュア無線は老若男女問わず楽しめる趣味になっているが、もともとはラジオ放送すら無い時代に、“個人研究者(アマチュア)”が自作の無線機で通信実験を行っていたことが起源だと聞く。その個人研究の精神は今も引き継がれており、通話だけでなくFAXや映像通信、衛星利用の宇宙通信にまで発展している。アマチュア無線用の衛星も数十機飛ばしているそうだ。

可視光通信は、家庭や屋外での情報提供や各種管理システムあるいは自動車同士の情報交換など、様々な用途への応用が検討されている。その一つにアマチュア無線も考えておく必要があるかもしれない。個人研究家が自由に利用できる“光帯域”を割り当てることで、思いもよらぬ通信システムや利用方法が編み出される可能性がある。

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コメント

PLCとリンクされると短波帯が潰れて困っちゃいますけど(笑)法改正して、技適とかTSSとか不要にすれば、もっともっとアマチュアでもGHz以上の実験が増えると思います。ISSからTHzでビーコンとか出したら、面白そうですよね。

サブキャリアーを使った実験レポートがCQ誌に載っています。
バンドプランの表も掲載されていました。
2009年11月号です。新技術は何時の時代も先見性があるアマチュアが先行して行くのでしょう!
記事に喚起されました。趣味の雑誌が専門書以上のホットな内容で編集部の努力には敬服しております。愛読者より

石橋様
 海外のアマチュアの活動もご紹介します。
ベースバンド変調でバンドプラン化されていませんが、200Kmを越えてきました。 de jf1gyo

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