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猿でもわかるXaaS

2010.01.14|猿でもわかるICT このエントリーをはてなブックマークに追加Yahoo!ブックマークに登録この記事をクリップ!BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク

ICT関連の記事で、SaaS(Software as a Service)やPaaS(Platform-aaS)、HaaS(Hardware-aaS)といった言葉が目に付くようになった。ネット経由で様々な機能をサービスとして提供するクラウドコンピューティング関連の用語だ。ということであれば、いっそのこと“何でも”という意味で“X(everything)”を使って“XaaS”という総称あるのではないかと思いついた。早速XaaSをネット検索してみたら、あるわあるわ1万件以上ヒットした。どうやら知らぬは私のみだったようだ。

もともとASP(Application Service Provider)と呼ばれていたものがいつの間にかSaaSと呼ばれるようになり、その派生で様々な“ナントカ as a Service”が出てきたようだ。いろいろ調べてみると、アルファベット26文字の殆どがあてはめられているようだ。AaaSはArchitecture as a Service、BaaSはBusiness、CaaSに至ってはCommunicationやCrimeware、Contentなど何通りにも使われている。他にもIaaS (Infrastructure-aaS)やVaaS (Voice-aaS)等がある。これだけ濫造!?されると、用語としてはSaaSやPaaSを除いてその多くが消えゆく運命なのかもしれないが…。

数あるXaaSの中で、お猿さんから見てDaaSは是非生き残ってもらいたいと感じた。Desktop as a Service である。デスクトップ即ち自分の使うパソコンの画面がネット経由のサービスとして提供される。過去のブログ「猿でもわかる“パソコン”」でも書いたが、場所を取り維持管理もめんどうなパソコン本体はネットの向こうのクラウドの中にあり、ディスプレイ・キーボード・マウスだけが手元にある環境である。もちろん各種アプリケーションも雲の中で動く。SaaSというとどちらかといえばビジネス寄りの印象を受ける。さしずめDaaSはその個人版といったところだろうか。

DaaSでは、言い換えればパソコンのCPUとソフトをネットの向こうへ置くといったことである。CPUといえば、最近のほとんどの家電品に内蔵されている。一世代前のパソコン並CPUを搭載したものもある。とすると、家電品にもXaaSが入ってきそうだ。テレビ、HDDレコーダ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機などなど。内蔵CPUによる画一的な制御ではなく、ユーザ嗜好や家庭の個別環境に合わせた制御がクラウドから指示される。自動車やカーナビもありそうだ。Control as a Serviceとでも呼ぶのであろうか。CaaSのレパートリがまた増えそうだ。

世の中、技術的にはまちがいなくXaaSの方向を向いているようだ。あとは、ユーザの心理である。大事な“トラの子”を安心して銀行に預けるように、身の回りのコトを何の心配もなく“雲”に託せるようになれば、XaaS時代到来か?

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