月刊ビジネスコミュニケーションによるエキスパートブログ
HOME | ABOUT |
atom rss2.0

« previous next »

猿でもわかるUSB3.0

2010.01.27|猿でもわかるICT このエントリーをはてなブックマークに追加Yahoo!ブックマークに登録この記事をクリップ!BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク

USB(Universal Serial Bus)といえば、一番に思いつくのがUSBメモリーだ。パソコンのUSBポートという四角い口に差し込んで文書を始め写真や音楽などのデータファイルを出し入れできる。このUSBポートは、接続方法がバラバラだった外部機器を統一的に簡単接続するインタフェースとして、10年くらい前のノートパソコンから搭載され始め、あっという間にポピュラーになった。いまでは、キーボード・マウス・外付けハードディスク等は当たり前、カメラやテレビチューナー等あらゆるものがUSB経由でつながるようになった。USB携帯充電器やUSB扇風機・毛布など、USBポートを単なる電源として使うアイデア製品まで出てきている。

さて、このUSBにUSB3.0という新しい規格が登場するようである。何でもつながり、とても便利で重宝なUSBなのであるが、つなげるメモリーやハードディスクのサイズが飛躍的に大きくなり、扱うデータもハイビジョン映像等の膨大な容量のものが増え、転送スピードが追いつかなくなったのだ。

現行USB2.0は伝送速度が最大480Mbpsであるが、USB3.0では約10倍の5Gbpsに引き上げられるという。今ならDVD1枚の転送に3分以上かかるが、USB3.0なら20秒以下でデータを出し入れできることになる。また供給できる電力も約2倍に増やされるそうで、USBケーブル接続だけで、電池や電源アダプタ無しで動作する機器が増えそうだ。USB毛布も更に暖かくなるに違いない!?

ハード的には、今回の規格変更のために信号線が追加されたようで、コネクターの端子数が増えたという。心配になるのが現行USB2.0との互換性であるが、コネクター形状とピン配置を工夫し(大小3つのタイプのいずれも)、USB2.0のコネクターがそのまま刺さるようになっている。ちなみに、逆(2.0へ3.0を差し込む)は出来なくなっている。

パソコンへのUSB3.0ポート搭載であるが、OSやCPU含めたトータルな対応にまだ少し時間がかかるようで、2011年以降になるようだ。ハードディスク等の周辺機器は先行して昨年末あたりから出始めている。USB3.0ポートを搭載したPCカードも製品化されているので、とりあえず試したい向きにはこれが使えそうだ。また、最近SDカードのような小型薄型USBメモリーカードが発表されたらしい。現在のデジカメやケータイはSDカードにデータ記録するのが主流であるが、これがUSBメモリーカードになればパソコンとの相性も向上する。テレビやHDDレコーダもUSBポートを標準搭載するようになっており、パソコンも家電もUSBメモリーの時代になりそうである。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.bcm.co.jp/mt/mt-tb.cgi/968

コメントを投稿

(投稿頂いたコメントは内容を確認させて頂くので、公開まで時間がかかります。また、適切でないと思われるコメントは公開されない場合があるので、予めご了承下さい。)

Latest