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思い込み

2010.02.01|通信ソフトウェア開発 このエントリーをはてなブックマークに追加Yahoo!ブックマークに登録この記事をクリップ!BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク

思い込んだら命がけ、ソフト開発を全力で進めたが、あとにはバグが残るばかりなり。風が吹くと桶屋が儲かるとまではいかないが、仕様を誤って読み間違えた結果、設計作業も誤った仕様のまま設計し、設計に従ったコーディングと単体テストを完璧に行い、さらに仕様誤認のまま試験をし、誤った仕様で出来たソフトウェアをリリースする。がんばって開発をやりとげた充実感を味わうのもつかの間、実際のソフトの利用で、この動作は仕様と異なると言われ、大きな挫折を味わう。思い込みは怖いものである。

ソフト開発は人が介在する部分が多いため、思い込みによるバグというのはどうしても入り込んでしまいがちである。これを解決するために複数の人数でレビューしたり、ソフトを複数のブロックに分けて開発者の分担を変えたりすることで、思い込みによる問題も摘出できるようにはしているのだが、思い込んだ開発者は正しいと思っているので、自信満々でレビューで回答したり、他開発者と調整するとやはり思い込みバグは残存することとなる。私自身も思い込みバグを作ったことがあるが、思い込んだ内容で真剣にレビュー等に対応したら、そのまま通ってしまったという経験がある。まだ、バグの怖さを知らなかったころであり、他者の声で待てよ?と思わなかった(思えなかった)のは怖さの経験が足りなかったのだった。勢いというのも恐ろしいものである。

そういうことを経験して以来、質問を受けたりすると、あれ?待てよと踏みとどまって再確認をすることが癖になった。やはり怖い経験をすると自分自身の行動パターンも見直しがかかる。

思い込みを是正する方法というのは、怖い経験をすることだろうと思うが、まあ、そこまで行かなくても厳しく指導するということにより、経験値から自らの行動パターンを見直すことにつながるだろうと思っている。

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