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パケットトランスポート技術 その2-MPLS-TPの技術概要-

2010.07.19|新ネットワーク このエントリーをはてなブックマークに追加Yahoo!ブックマークに登録この記事をクリップ!BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク

第2回は、現在パケットトランスポート技術の主流となっているMPLS-TPの概要を 紹介する。

MPLS-TP(Multi Protocol Label Switching – Transport Profile)とは、MPLSの一部の機能を流用して、通信事業者が求める品質(=SDH網と同等の品質)を実現するための要求条件を追加して最適化を図ったものである。

MPLS-TPの特徴は次の通りである。

  ①レガシー系サービス、IP系サービスをMPLSのフレームに収容して同一網上で伝送が可能
  ②IP網上で、コネクションが確立された(コネクションオリエンテッド)仮想パスを構築することによって、伝送装置網と同等の保守運用管理が可能
  ③ユーザデータが流れるデータプレーンと制御信号が流れるコントロールプレーンを論理的に分離することで、コントロールプレーンの影響を排除し、網の安定・高信頼化
  ④OAM機能の充実による既存の伝送レイヤの装置と同等の保守・運用性を実現
  ⑤OAM機能による故障検出を切替トリガとして用いることにより、SDH網並の50ms以内の高速パス切替が可能
  ⑥QoS(Quality of Service)の技術を利用する事により、コア網での新たなサービスや付加価値を生み出す可能性を内包

また、MPLS-TPにおいて SDH網と同等の品質を実現するため、MPLSから変更した箇所を表に示す。


表.MPLS-TPにおけるMPLSからの変更点

次回は、MPLS-TPのOAM機能について紹介する。

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