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誰でもわかる”ネット飲み会”

2010.07.26|誰でもわかるICT このエントリーをはてなブックマークに追加Yahoo!ブックマークに登録この記事をクリップ!BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク

前回、ICT活用でテレワークがいくら進んでも、アフターファイブの飲み会いわゆる“飲みニュケーション”まではICT化できないだろうと書いた。ところが最近「ネット飲み会」なるものが密かに拡大しているという。

ネット飲み会への参加はカンタンだ。自分で飲みたいお酒とおつまみを用意する。それらをパソコンの前にセットし準備完了、何を肴にどんな酒を飲んでますという宣言をしてチャットサイトへログイン。あとはちびりちびりとやりながらチャットを楽しむ。

ブーム到来を予感した(!?)サントリーは昨年3月、「ネット飲み」を意識したアルコール度数3%の酎ハイ「ほろよい」を発売。話題ごとに見知らぬ人同士が会話を楽しむチャットサイトを開設したところ、登録者が殺到しあっという間に数万人集まったらしい。現在このサイトは閉鎖され、代わってTwitterを利用した「ほろったー」と呼ばれるサイトを運営していて好評のようだ。これ以外にも様々な「ネット飲み」サイトがあるようで、スカイプを使ってテレビ電話でお互いの表情を見ながらというのもあるそうだ。

よく考えれば、別にあらためて「ネット飲み」等と言われなくても前々からビール片手にキーボードをたたくというのはやっていた。ただ、それは「飲みながら…」というもので、「飲み会」ではない。見た目は同じでも、「ネット飲み会」のほうはあくまでも「飲み会」が主体で、おしゃべりをネット経由で行うということだ。最初の発案者はきっと“家飲み”が寂しかったのだろう!?

「ネット飲み会」の良いところは、なんといっても気軽に参加できて、好きな時に退出できる、ゆるいつながり感である。また、見知らぬ者同士でも気軽に飲めそうだ。理論的には何万人もが参加しての超大規模宴会も可能だ。蛇足だが、飲み会に煙草の煙はつきものだが、完全分煙もできる。飲みすぎてろれつが回らなくなっても会話可能。打ち込む文章が乱れる可能性はあるものの。

ただ、やはり実際の飲み会と比べたら、グラスを合わせて乾杯ができない、お酌ができない、回し飲みはできないなどの物理的問題はどうにもならない。また、酒の肴をシェアし、最後の一個をだれが食べるかといった他愛のないやりとりも無い。こういったところでリアリティが結構阻害されている。

どうやら、「ネット飲み会」はリアルな飲み会を代替するというのではなく、新たなカジュアルな飲み会手段が生まれたと思えばよいのだろう。テレワークのあとは「ネット飲み会」でという場面も増えてくるかもしれない・・・。

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