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G.hn技術動向について その3-標準化動向-

2011.12.23|新ネットワーク このエントリーをはてなブックマークに追加Yahoo!ブックマークに登録この記事をクリップ!BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク

G.hnはITU-T G.9960にて物理レイヤ(PHY)が、G.9961にてデータリンクレイヤ(DataLink)が国際標準化された。また、TTC(The Telecommunication Technology Committee)次世代ホームネットワーク専門委員会WG3600のサブワーキンググループSWG3602においてもITU-Tを踏襲する形で、JT-9960にて物理レイヤ、JT-9961にてデータリンクレイヤの標準化について議論が行われている。

G.hnのプロトコルスタックについては図3の通り

図3 G.hnのプロトコルスタック

●ITU-T G.9960(PHY)の特徴については以下の通り
・電力線、同軸線、通信線に共通の送受信器を定義している
・誤り訂正符号(LDPC-BC)を使用している
・デジタル信号処理部とアナログ信号処理部で構成され、デジタル信号処理部は全媒体共通、アナログ信号処理部は媒体毎に異なる
・送受信器間でクロックの転送が可能である。
よって、「面的な広がり(カバレッジの拡大)」、「広帯域かつ安定化」の実現が期待できる。

●ITU-T G.9960(DataLink) の特徴については以下の通り
・パラメータベースQoS(帯域、遅延などの性能を保証)と、プライオリティベースQoS (割り当てた帯域をシェアして、優先順位を決めて使用する方式)を同一のフロー内で混在させて設定することが可能である。例えば、電話サービスはパラメータベースQoSを使用し、インターネットサービスはプライオリティベースのQoSを使用することが可能となる

G.hnの使用については電力線などの既存有線媒体を利用する。その為、既に導入されているPLC等の技術との共存が課題と思われる。
次回は既存技術との共存について紹介する。

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