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誰でもわかる”カーICT”

2011.12.09|誰でもわかるICT このエントリーをはてなブックマークに追加Yahoo!ブックマークに登録この記事をクリップ!BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク

今週、第42回東京モーターショーが開催されている。今回のショーテーマは「世界はクルマで変えられる」。クルマは移動手段だけでなく、環境・安全・エネルギーなど世界の様々な問題の「解決手段」になるのだそうだ。その主役となるのが、多数出展されているハイブリッド車や電気自動車だが、その陰で活躍しているのがICTである。個々の自動車の制御はもとより、ネットワーク経由でクラウドにつながり、状況に応じた最適な走り方を制御する。もちろん車内で様々なインターネット上のサービスを受けることができる。まさに“カーICT”の時代がやってきたのだ。

自動車の歴史を振り返ると、ICTの原点である「電気」は、最初は燃料の点火やヘッドライトに使われていた。その後カーラジオが搭載されて、この辺から「カーエレクトロニクス」という言葉が使われるようになった。ちなみに、初期のカーラジオは真空管式だったそうだ。エレクトロニクスはアナログからデジタルになり、やがてCPUが搭載されエンジンを細かく制御し、排ガスをクリーンにし、燃費・馬力を向上させた。そのCPUはエンジンだけでなく車のあらゆる機能を制御するようになった。そして、そう遠くない未来に“カーICT”を搭載した“スマートカー”が街にあふれるのだろう。

“カーICT”の最大の特徴はクラウド連携だ。車はクラウド端末となり、各種サービスを提供してくれるサーバーとやりとりをしながら走ることになる。最も実現が早そうなのが、走行支援サービス。カーナビの単なるルート案内ではなく、電気自動車に欠かせない充電ポイントの指示や走行ペースのガイドをしてくれる。部品の消耗や故障・不具合の状況もサーバーで管理され、適切な対処が示される。また、家の車庫に入っている時には家庭向けの充電設備としての役割を果たす。コミュニケーション機能の充実も“カーICT”のウリだ。カーラジオの如くSNSが車内に標準装備され、アフターサービス含めた販売店とのやりとりや、オーナー同士のコミュニティーでの交流がなされる。車とオーナーの間でもやりとりができる。スマホからの遠隔操作でバッテリーの残量を確認したり、出かける前にエアコンを作動させることも可能だ。ソフトのバージョンアップのお知らせも届くに違いない。

話を第42回東京モーターショーに戻そう。筆者が最も注目したのはTOYOTAのFun-Vii(ファン・ビー)。“タイヤを履いた走るスマートフォン”というコンセプトだそうだ。車の外も中もタッチパネル型ディスプレイで覆われている。カメラで本人が認証され、その日の気分で外装を好きな色に変えられる。スマホの中に入ったかのようなインテリア。これはもはや車ではなく電気製品だ。ジャヤパネットたかたで自動車を買う時代はもうそこまで来ている!?

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