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ソフト流用をするための時間確保

2012.01.25|通信ソフトウェア開発 このエントリーをはてなブックマークに追加Yahoo!ブックマークに登録この記事をクリップ!BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク

新たなシステム開発を実施する時、ソフトの流用をどうするか?は大きな課題である。私自身はできるだけソフト流用を実施していきたいと思っているが、実際に現場でソフト流用をしっかりとやるには手間がかかる部分もあるからだ。

新規システムだと、どうしても仕様がきっちり詰まっているかとか、方式の課題はどうかというところに主力作業が偏ってしまいがちになる。そうすると、ソフトの流用についての検討は2の次になる。もう少し具体的に書くと、ソフトの流用を最大に活かそうとすると、流用できそうなソフトの熟知というのは仕様書作成や方式検討と並んで開発初期に実施しておかねばならない作業となる。本来、開発量や開発作業量を見積もるためにソフト流用は考えねばならないポイントなのだが、ソフト開発のプロジェクトマネージメントを書いた本でも、まず流用したいソフトの理解を開発初期段階で徹底的にやりましょうとは書いていない。仕様書や方式課題のマネージメントがしっかりできるプロジェクトマネージャでも、流用したいソフトをシステム開発をやるプロジェクトのメンバに熟読させる時間を開発当初に作れるかというと、なかなかそうはいかないのである。

流用したいソフトを熟知している前提で開発を始めるとか、一部の開発メンバだけの理解で開発を始めた場合、ソフト流用せずに新規でソフトを作ったほうが早いということになったり、流用したものの流用母体のソフトを見切れていないことによるバグに苦しんだりする。こういう場合の多くは、それぞれのソフトを開発した人のスキルが悪かったからだという理由にされたりするが、流用したいソフトの熟読期間を与えなかったプロジェクトマネージャのミスが隠れている場合が多い。

ちょっとくどい文章になってしまったが、ソフト流用には、開発初期での流用ソフトを熟知する時間が必要だ。ソフト流用は開発の効率化や品質向上には欠かせないのだから、開発初期のソフト熟知の時間は是非確保したいものである。

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