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光ネットワークを支えるWXC伝送装置とその高機能化 その4-WXC伝送装置の高機能化(CDC機能 その2 –Contentionless-)-

2012.07.16|新ネットワーク このエントリーをはてなブックマークに追加Yahoo!ブックマークに登録この記事をクリップ!BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク

③Contentionless(無競合)
Contentionlessとは、波長衝突問題を回避することである。
図7(a)にColorless、Directionless機能を具備したWXC伝送装置の構成例を示す。
トランスポンダより受信した各波長は光カプラで合波され、方路選択部へと送られる。
この際、光カプラと方路選択部は1本のファイバで接続されていることから、光カプラに同一の波長の信号を入力すると波長衝突が生じ、信号を受信した際正確に再生 できなくなる。そこで図7(b)のように、WSSや光カプラなど様々な光デバイスを用いて波長衝突を回避するよう設計する事でContentionlessを実現する。

CDC機能の実装により、必要となる機能ブロックが大幅に増加することに伴い、光損失はもとよりコストや設備スペースの増加というデメリットもあるが、光ポートの波長依存および方路依存が解消されることで柔軟な波長選択が可能となり、光ネットワークのさらなる高機能化が実現できる。

-まとめ-
これまで4回にわたり、WXC伝送装置とその高機能化を目指したCDC機能について紹介した。
現在、海外ではCDCのColorlessとDirectionlessの2機能を具備した装置が導入され始めている。
CDC機能を具備したWXCが導入される課題として、低損失化、小型化、低コスト化があげられる。しかし今後の研究開発の進展によりこれらの課題が解決され、柔軟な光ネットワークが早期に実現されることを期待したい。

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