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誰でもわかるフィーチャーフォン

2012.08.17|誰でもわかるICT このエントリーをはてなブックマークに追加Yahoo!ブックマークに登録この記事をクリップ!BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク

ほとんどの人が持ち歩くようになったケータイ、ここ1~2年ですっかりスマホ(スマートフォン)に入れ替わってしまった。スマホという言葉もあっという間に定着した。このスマホ時代に新たに「フィーチャーフォン」という言葉を良く耳にするようになった。最初「フューチャー(未来)フォン」かと勘違いし、スマホに変わる未来ケータイが出てきたのかと思った。が、よく調べてみると、なんのことはない、従来のケータイをスマホと区別して呼ぶための名称らしい。ひと頃「ガラケー」(日本国内だけで独自に進化したガラパゴスケータイ)とも呼ばれていた従来ケータイの呼び名だ。

フィーチャー(feature)とは「特色」や「特徴づける」といった意味がある。通話機能と簡単なテキストメッセージ送受信だけのケータイに、カメラを付けたり、Webブラウザを載せたり、ワンセグやおサイフケータイなど様々な機能を付加して特色をつけたのが「フィーチャーフォン」なのだ。ちなみに通話だけのシンプルなケータイは「ベーシックフォン」と呼ばれ、パソコンに近い機能を持つのが「スマートフォン」なのである。尚、フィーチャーフォンについては、スマホやガラケーといった短縮形の呼び名はまだついていないようだ。ちょっと略しにくいが「フィーホ」とか。フィールドホッケーに叱られるか?

さて、その正体が従来のガラケーだと分かってしまうと、特にこのブログでこれ以上解説する中身は無いのであるが、せっかくここで取り上げたので、スマホとの比較で改めて気づくフィーチャーフォンの特徴を検証してみたい。

まず明らかに違うのが本体の形状。フィーチャーフォンは“フォン(電話)”と名の付く通り細長い受話器型。スマホは小型ディスプレイの板。いまだにどうもスマホでの通話はしっくりフィットしない。まあ、通話の機会はぐっと減ったので、画面優先の形状で通話は二の次ということか。画面表示という点では、フィーチャーフォンではiモード等ケータイ向けコンテンツの表示中心だ。スマホはパソコン同様インターネット上のあらゆるコンテンツが閲覧できる。これまでコンテンツプロバイダーはiモード用とパソコン用の2つを運用してきたが、スマホが広まれば1つで済むことになる。ウイルス対策などの安全性も異なる。フィーチャーフォンではウイルス感染の話はあまり聞いたことがないが、スマホでは大きな問題になりつつある。オープンなOSを搭載しているスマホはウイルスに狙われやすく、パソコン同様ウイルスチェックなどの対策が不可欠になってくる。

電話が発明されて135年。ベルの電話機以来、快適な通話のために改良が進んできたが、その進化はフィーチャーフォンで終焉を迎えるのであろうか?

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