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誰でもわかるICT

2012.08.24|誰でもわかるICT このエントリーをはてなブックマークに追加Yahoo!ブックマークに登録この記事をクリップ!BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク

コンピュータが生まれて約60年、インターネットが商用となって約30年。コンピュータとネットをベースとする、情報(Information)や通信(Communication)に関する技術(Technology)、略して情報通信技術(ICT)は大きく進化してきた。ICT進化のお陰で我々の暮らしは大きく変わってきた。筆者は偶然にもこの大きな変遷とともに、技術者として利用者として暮らしてきた。ここでは、利用者目線からICT進化を振り返るとともに、この後どうなるのか・・・ではなく、どうなって欲しいか考えてみたい。

当時珍しかった情報工学科を卒業し、電話会社の研究所へ就職したのが30年前。2人に1台の黒電話と研究グループに1台のミニコンを使って仕事をしていた。レポートはもちろん手書き。そのうち、ワープロが入り、パソコンが机上に乗り、電話もボタン式になっていった。パソコンはインターネットにつながり、電子メールのやりとりが始まった。その後は、ノートパソコン、携帯電話、光ファイバー、無線LAN等々、気が付けばICT漬けの状態になっている。1日にこなす仕事量は、入社当時に比べると直感で100倍くらいに増えている。当時は会議日程調整だけで数日かかっていたのが、メールであっという間に決められる。うがった見方をすると、仕事あたりの単金が減額され、その分ICT投資へ回ったのか。とにかく、当時はゆったりと時間が流れていた。

私生活を振り返ると、まず現金を扱う機会が大幅に減った。クレジットカードはもとより、電子マネー、ネットバンキング、ネットショッピング。一昔前は画面上の数字のやり取りでの支払いなど信用できなかったが、ICTのおかげで、偽札の心配も無く現金より安心安全になってきた。もちろん新手の詐欺には注意しないといけないが。まあこれもICTの副産物ではある。それから、ケータイ電話帳のお蔭で電話番号を覚えなくなった。自宅の番号すらうろ覚えで、ケータイを無くすと家族にさえ連絡取れない。また、自動車のICT化も凄まじい。30年前の自動車はいかにも機械を操っている感覚だったが、今のクルマはカーナビはじめTVゲームのコントローラ操作のようだ。

そして、スマホで新たなICTの時代が始まった。遂にひとり一台ネットにつながったコンピュータを持ち歩く時代が来たのだ。コンピュータを身に付けるいわゆるウエアラブルコンピューティングの時代だ。今のスマホは小さな四角い箱だが、決して身に付けやすいものではない。この点で、表示や電池の問題はあるが、まだまだスマホには進化の余地がある。今は、暇があればケータイチェックだが、常時スマホと対話しながら仕事も遊びも行う時代になるだろう。スマホは我々の良き相談相手になる。アシスタントになる。ただし、スマホを無くすと電話番号が分らない程度では済まなくなるので、ご用心ご用心。

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