NTTグループニュース
■NTT アドバンステクノロジ
メキキ・サービスがスタート!
―「多様化・加速化する技術進歩 の中にあって、また溢れかえる情報 の中にあって、何が本命技術やプロ ダクトか、どれが本命企業か、さら にはそれらの競争力は?などについ て的確かつタイムリーに知りたくあ りませんか?」

―「競争に勝つために、ますます 開発効率のアップが要求される中 で、ビジネスモデルを想定した R&D のテーマやアライアンス先を お探しではありませんか?」 こんなテーマに応えようとするの が“メキキ・サービス”である。

■メキキとは?
技術や技術プロダクトの(筋の) 良し悪しや企業の技術力を判断する こと。技術は、無形資産であり、土 地などの有形資産と異なり、評価す るのは困難であった。メキキ・サー ビスでは、技術を出来る限り定量的 に評価する。また、単に評価のみな らず筋の良い技術やプロダクトに関 する研究開発テーマや応用案、さら にはそれらをベースにしたビジネス モデルやビジネス化に必要なアライ アンス先の提案といったコンサルテ ィング的なものも行う。

メキキするのは誰?

NTT 研究所出身で、NTT-AT で 実際に開発や製品化・販売を行って いる技術者やNTTOB の大学教授な どである。したがって、対象は情報 通信技術が中心になるが、100 名を 超えるアナリストで構成しているの で、情報通信技術分野であれば、あ らゆる技術の評価ができる。
メキ キ・サービスのような一線の専門家 から成る本格的規模のものは無いと 自負しており、規模の大きさは、シ ナジーも期待できるので人数以上の 効果がある。 メキキ・サービス体制の特徴は、 コアアナリストと称する専任の技術 アナリストおよび情報サーチャ(さ らには若干名のゲートキーパ)と AT 社内やNTT 研究所OB の非専任 の協力アナリストからなる、一種の バーチャル組織であることだ。
ただ し、メキキ・サービスは、単に専門 家に一任してしまうやり方ではな い。コアアナリストが、お客様の要 望を的確に捉え、その内容に応じて、 リストアップされている協力アナリ ストの中から最適のアナリストをア サインしたり、協力アナリストのア ウトプットに対してお客様の要求レ ベルに達するまでフィードバックを かける等のコーディネーションを行 い、質の高い調査研究成果を提供し ていく。

技術だけの評価?

技術の評価は、当然のことながら 市場を抜きに考えられない。筋の良 い技術やプロダクトというのは、突 き詰めれば“売れるか否か”である。 NTT-AT は、開発はもちろんのこと 販売までも行っており、その経験か ら実効性のある技術評価ができる。 また、どれ位売れるかという市場 性評価については、マーケティング に強いシンクタンクとのアライアン スにより対応する。

お客様は?

@銀行、ベンチャーキャピタル等 の金融機関、Aメーカー、Bシンク タンク、そしてCNTT グループ企 業などを想定している。しかし、メ キキ・サービスの利用の仕方は色々 あるので、まずは下記問い合わせ先 までご相談を。

料金は?

内容に応じた個別見積もりを基本 としているが、標準的な価格という ことで、あえて言えば、すぐ結果を 知りたいというお客様のために、メ キキ・サービス特有の、1 ,2 週間で 回答する“クイックレポート”があ り、料金60 万円からとなっている。 また、6 ヶ月程度をかける大型調査 になると2 千数百万円。

◆お問い合わせ先◆
〒180- 8639 東京都武蔵野市御殿山
1- 1- 3 クリスタルパークビル
NTT アドバンステクノロジ
ビジネスフロンティア開発本部
メキキズ・バンク
TEL 0422- 49- 7522
FAX 0422- 49- 5444
三谷(みたに)
mitani@mm.ntt- at.co.jp
http://www.mekikies.com

■NTT 移動通信網
新世代メール端末
「メッセージウェア エクシーレ」

■「メッセージウェアエクシーレ」 とは
「メッセージウェア エクシー レ」、聞きなれない方が多いだろう。 一言でいえば、「無線機を内蔵した 携帯メール端末」が「メッセージウ ェア エクシーレ」である。

主な機能・サービス等について紹 介していく。

この商品は、全角20 文字×13 行 の白黒液晶ディスプレイとキーボー ドから構成された背広の内ポケット などに入れて持ち歩けるコンパクト なサイズの情報端末である。さらに、 無線機を内蔵しており、ケーブルや 携帯電話は不要だ。エクシーレに内 蔵された無線機はドコモのDoPa (パケット通信サービス)を利用す るため、通信料金は利用している時 間に関係なく、通信したデータ量に 応じた料金となる。

そのため、時間を気にせずにイン ターネットやメール通信を利用する ことが可能だ。

■エクシーレで何ができるのか
エクシーレは、インターネットや 企業LAN (DoPa へ接続した場合) を使った電子メールやブラウザ機能 の利用や、ドコモが提供する mopera (インターネット接続や各 種情報サービスを提供)の「Live ! サービス」という文字通信サービス が利用できることである。

エクシーレで利用できるサービス は、次の4 つ。

@mopera やイ ンターネットを 利用した電子メ ール
Amopera Live ! メール(メロデ ィ添付や日付指 定も可能なメー ル)
Bmopera Live ! トーク(電話と 同じように、文 字での会話がで きる)
CDoPa 網に直 接接続した企業 LAN やインターネットを利用す るブラウザ機能

この他に、スケジュール管理がで きるカレンダー機能やアドレス帳、 メモ帳、電卓、環境設定機能などが ある。

■エクシーレはここが良い
・無線機を内臓しているので、電源 を入れたまま持ち歩けば、live ! メールやlive !トークを利用して ほぼリアルタイムでメールの着信 ができる。

・Live !トークなら文字での会話 が可能。パケット通信のため時間 に関係なく、やり取りした文字の 量に応じた料金となる。

・Live !メールでは、メロディ着 信音を利用したメロディをメール に添付し、相手がエクシーレで開 いたときにメロディが流れるメー ルを送る事ができる。またスケジ ュールの日付を指定してメールを 送ることや、日付指定で送られて きたメールをカレンダーに貼り付 けてスケジュール管理することが できる。

・大きな画面とキーボードで、快適 に文字通信を楽しめる。

・通信データ量を管理する機能でデ ータ量を確認できる。

以上ご紹介したように、エクシー レはメールを始めたい方やもっと簡 単にメールを利用したい方、仕事等 で外出の多い方に利用していただき たい新商品だ。

■NTT ーME
充実するXePhion サービス

いま、世の中は、光ファイバや CATV 、携帯電話の大容量化など、 高速・大容量の様々なネットワーク が組み合わされ利用される次世代イ ンターネットが、急速に現実化しつ つある。

企業は、競争力の強化やグローバ ルなマーケット展開にネットワーク の活用が不可欠となり、また、個人 も含めた社会のネットワーク・ニー ズも多様化し、高齢化・介護社会の 新たな勤務形態であるSOHO の普 及や、学校教育の充実に向けて、ネ ットワークを活用した社会基盤の構 築が急務となってきている。

これを受けNTT −ME は、次世 代インターネットの推進に向けて 様々な活動を行なっている。特に、 世界最先端の品質保証された次世代 IP ネットワーク「XePhion (ゼフ ィオン)」はお客様にも高い評価を 頂き、すでに約50 社の基幹ネット ワークとしてご採用頂いており、 ATM やIP ネットワーク、マルチメ ディア・アプリケーション、ソリュ ーションを総合的に提供し、機能面 に加え、経済性・安全性・品質面で も理想的な情報流通環境を実現して いる。

また、平成12 年の3 月末までに、 スーパーバックボーン「XePhion 2000 」を構築し、世界最速、柔軟性 に富んだ最適なIP ネットワークを 提供していく。

具体的な展開としては、現在26 箇所のアクセスポイントを平成12 年3 月までに約50 箇所まで拡大し、 600 Mbps クラスのバックボーンを 構築する。アクセスポイントは、さ らにその後も150 箇所まで拡大する ことを予定している。料金も割安で、 ATM やIP として利用する場合、こ れまでよりも30 〜50 % 程度安価な料金での提供 を予定している。

NTT-ME は、お客様 のご要望に応じて、最適 の組み合わせのネットワ ークを提案していく。お 客様のご希望によって は、様々なキャリアやベ ンダが提供するネットワ ークを複数組み合わせた ネットワークを構築する ことも可能である。

また、平成11 年12 月よりDSL サ ービスの提供を開始し、光ファイバ による広帯域サービスの提供と併 せ、DSL を今すぐ活用できる広帯 域サービスの実現技術として強力に 推進していく。具体的なサービスメ ニューの一例としては、企業向けの イントラネット/エクストラネット 用のアクセスサービス「XePhion DSL アクセスサービス」があり、 本サービスと、スーパーバックボー ン「XePhion 2000 」を組み合わせる ことによって、情報流通プラットフ ォームをトータルに実現することが 可能だ。既存の電話用銅線でアクセ スを提供するため、テナントビルな どで光ファイバが引けないお客様に も容易に利用できることで、広帯域 高速IP サービスがさらに安価に利 用して頂けるようになった。

さらに、品質保証という観点から、 ネットワークのアベイラビリティ (可用性)を保証する「XePhionSLA 」 を提供すると共に、大手保険会社5 社との連携によって、ネットワーク ビジネスリスクを補償する 「XePhionSLA+」を提供している。

このXePhionSLA+はお客様システ ム全体のディジタルビジネスリスク を広く深くカバーし、品質・信頼性 を保証したサービスとして注目を集 めている。

NTT-ME では、21 世紀のディジ タルビジネスプラットフォームとし て「XePhion 」をさらに充実させて いく予定だ。
■NTT コミュニケーションウェア
NTT コムウェア21 世の注目市場、
ASP 事業に本格参入

■企業向けコミュニケーションサー ビス「ねっとデわーく」を開始
NTT コムウェアは、今後大きな 成長が期待できる企業向けのASP (アプリケーション・サービス・プ ロバイダー)事業として、グループ ウェア機能をインターネットを介し て提供するサービス「ねっとデわー く(net de Work )」(図1 )を、 2000 年1 月からサービス開始する。

「ねっとデわーく」は、電子メー ル、スケジュール管理、アドレスブ ックなどの情報共有機能を、Web ブラウザひとつで統合的に利用でき るシンプルで使いやすいグループウ ェアである(図2 )。

また、外出先 からは、NTT ドコモ社のi モードに よりこれら機能が利用できる。

サー バを利用者側で設置する必要がない ため、「専任のシステム管理者を確 保できない」企業や、「多額の初期 投資ができない」企業でも必要な規 模、期間に応じて柔軟に利用でき、 低コストで社内・外(取引先など) のコミュニケーションを活性化する ことが可能だ。

さらに企業ユーザが 安心して使えるようにセキュリティ にも万全を期しており、事業規模の 小さな企業・中堅企業並びに大企業 の小規模オフィスをターゲットとし ている。

利用料金については1 ユー ザ(アカウント)当り毎月2000 円 以下を予定している。

ネットワークを利用した情報共有 化の動きが中堅企業や大企業に急速 に進行していく中で、事業規模の小 さな企業はイントラネットの導入に 二の足を踏んでいるのが現状だ。自 社だけで「専任のシステム管理者を 確保できない」、「固定費を抱えられ ない」という理由で情報化武装で遅 れをとっている企業のために、「イ ントラネットのアウトソーシングサ ービス」という発想の転換を行った サービスが「ねっとデわーく」であ る。

今後は、ユーザの要望に応じて、 営業支援、勤務管理、ホームページ 作成代行など、機能拡張を図り、 ASP 市場の開拓を目指す考えであ る。

◆お問い合わせ先◆
NTT コミュニケーションウェア株式会社
NWC 事業本部
サイバービジネスプロジェクト
松崎、鈴木、湊
TEL :03- 5769- 7239
E- mail :ndw@nwc.nttcom.co.jp
■NTT ソフトウェア
Web サービスの強い味方「WebBASE 」

■株式会社三省堂書店導入事例
株式会社三省堂書店(東京千代田 区)は、1999 年9 月1 日よりWeb に よる本の検索と注文サービスを開始 した

http://www.books-sanseido.co.jp )。

忙しいビジネスマ ンは、書店に訪れて本を探す時間さ え、貴重なものだ。このサービスを 利用すると、Web で欲しい本を400 万件の書籍データベースから検索し て、クレジットカードによる購入が 可能となる。また、購入した本は、 指定の場所に郵送してもらえる(国 内送料は一律380 円)。つまり、会社 のデスクや自宅にいながら、24 時間 いつでも本の購入が可能なのであ る。

会員制のサービスだが、入会 費・年会費が無料のため、1999 年11 月の時点で11 ,000 人を超えるユーザ が利用している。

実は、このWeb サ ービスの中で使われているWeb サー バソフトがNTT ソフトウェア株式 会社の「WebBASE 」だ。WebBASE は、Oracle などのデータベースとの 連携を得意とするWeb サーバソフト である。

ホテルの予約システムや中 古車の販売システム、検索エンジン、 会議室予約…と様々なタイプのWeb サービスで導入されているWeb サー バソフトだ。
■WebBASE の特長
「容易なアプリケーション開発」 三省堂書店のオンラインシステム の開発を担当したのは、株式会社エ スアイインフォジェニック(東京文 京区)である。

実際の開発期間は約4 ヶ月程度と意外に短く、担当者の方 からは、「開発が容易な点が、開発期 間を短くした。」とのコメントをいた だいている。

通常、この種のWeb のアプリケー ションはC 言語などのプログラミン グ言語などで開発されるが、 WebBASE の場合、独自のスクリプト が用意されている。このスクリプト は、誰にでも簡単に習得することが できる点が特長である。また、ソース の量も従来のC 言語などを用いる方 式に比べ、約1 /3 となるため、開発 後のメンテナンスでも喜ばれている。


連続したサービスを提供

Web サービスで重要なことの一 つは、サービスを停止しないことで る。サービスの停止はユーザ満足度 を低下させ、ユーザ離れを引き起こ す。サービス停止の多くは、サーバ ダウンによるもので、クライアント からサーバへのアクセス集中が原因 である。

WebBASE の場合、TP モニタを 内蔵しているため、アクセス集中に よるサーバダウンの確率を下げるこ とができる。TP モニタはWeb サー バからデータベースへの検索・更新 要求を高速に引き渡すエンジンで、 この機能がWeb サーバにかかる負 荷を軽減している。また、データベ ースからのレスポンス時間も短くな るため、利用者満足度も向上する。

■キャンペーン

WebBASE は1999 年11 月に、 Java 連携機能などを加えてV 4 にバージョンアップした。それ にともない2000 年1 月から2000 年3 月末までの間、WebBASE 4 とデータベースソフトを組み合 わせた、キャンペーンを実施す る(例:WebBASE 4 /NT 、 Oracle 8 Workgroup Server NT 同時接続5 ユーザ、それぞれ の初年度保守あわせて980 ,000 円(予定)など)。

■お問い合せ先

NTT ソフトウェア株式会社
プロダクト事業部
ソリューションパートナー営業部
TEL:03- 5782- 7202
FAX:03- 5782- 7222
http://webbase.ntts.co.jp/
wb_info@webbase.ntts.co.jp