日本初となる銀聯非接触決済「QuickPass」の取り扱いを開始(NTTデータ)

『Visa payWave』『Mastercard® コンタクトレス』も同時に取り扱い開始

NTTデータ, 三井住友カード, 東急不動産, 東急不動産SCマネジメント 2017年11月29日

NTTデータは2017年11月29日、三井住友カード株式会社(以下、三井住友カード)と共に、銀聯が提供する非接触型決済「QuickPass(クイックパス)」の取り扱いを日本で初めて開始すると発表した。

対象となる商業施設は東急プラザ銀座(運営:東急不動産株式会社、東急不動産SCマネジメント株式会社)。取り扱い開始日は2017年12月1日。

NFCを利用するQuickPassは、中国ですでに1,000万店の加盟店が取り扱っている。中国以外にも10以上の国・地域で利用可能となっており、QuickPass機能付きのICカードは全世界で30億枚も発行されているという。

銀聯カードの会員はNFC機能付きのスマートフォン上で動作する専用アプリから、QuickPass決済を利用可能であり、中国国内では多くのユーザーがスマートフォンによるモバイル決済を利用している。今回の対応により、多くの訪日中国人が日本でもQuickPass決済を利用できるようになる。

東急プラザ銀座はNTTデータが提供する加盟店向けクラウド決済サービス「CAFIS Arch」を導入しており、今回のQuickPass導入に合わせ、同じく国際ブランドが展開する非接触決済サービス『Visa payWave』や『Mastercard® コンタクトレス』の取り扱いも開始する。またQuickPassの利用促進を目的とするキャンペーンの実施も予定している。

 

NTTデータによるニュースリリース
http://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2017/112900.html