H2LとNTTが機能素材hitoe®を用いた触感型インタフェースを開発

NTT, H2L 2018年1月09日

NTTは2018年1月9日、H2L株式会社(以下、H2L)と共同で、VRやARに自然な触覚共有体験を与える触感型インタフェースを開発したと発表した。

触感型インタフェース(UnlimitedHand®)

H2Lは同社の「電気的筋肉刺激(EMS)コントロール技術」により擬似的な触感を与えることを可能にしたUnlimitedHand®というデバイスを製造販売しているが、ゲル電極の粘着質な接触による不快感や、洗浄できないため不衛生であるといったことが課題であった

そこでNTTが東レ株式会社と共同開発した機能素材「hitoe®」をゲル電極の代替としてUnlimitedHand®へ導入し、爽快な装着感や100階以上の洗濯耐性を実現した。

これにより「一般的なユーザーに利用してもらうための主要課題の1つが克服されたことになる」とのこと。

この取り組みにおける電気的評価にNTTの「hitoe®評価技術」を活用した。

H2Lは今後、製品化や販売について検討を進める予定。

 

詳細についてはNTTによるニュースリリースを参照。
http://www.ntt.co.jp/news2018/1801/180109a.html