アジア・ネットコム

NEC に「IPv6 マルチキャスト映像配信
ソリューション」ネットワークを提供
　
　NECは、アジア全域を網羅する有力なネットワーク・サービスプロバイダーであるアジア・ネットコム社のネットワークを利用した、強力なアプリケーション・ソリューションを新たにメニュー化し、提供を開始した。提供を開始したNECの「IPv6マルチキャスト映像配信ソリューション」は、企業や自治体等におけるIPv6の利用を促進するもので、eラーニングや施設監視等の映像配信の利用拡大により、生産性やコミュニケーション効率の向上を実現している。アジア・ネットコム社長兼COOのビル・バーニー氏は、今回のネットワーク提供について、「NECの新たなIPv6対応商品ポートフォリオのパートナーとして、弊社がネットワークを提供できたこと、また、このパートナーシップにより、NECが日本においてアジア・ネットコムのMPLSベース・ネットワークを利用した、高品質で経済的、加えて拡張性と安全性も高い音声、データ、そしてマルチメディア・サービスを提供していただけることを大変喜ばしく思います」と語っている。
　NECとアジア・ネットコムは、NECによるマルチキャスト・ソリューションとルータ提供、アジア・ネットコムによるネットワークとIPv6アドレス提供をベースとした、日本を含むアジアにおけるIPv6マルチキャスト配信アプリケーションを共同で提供していくことに合意している。
　また、同ソリューションは、IPv6 の利用を開始するにあたり、VPNネットワーク拡張時のIPv4 との重複、モバイルIPやVoIPとの複雑な併用等の問題を抱える企業に対し、既存のLAN環境へは最低限のインパクトで即時のソリューション提供が可能である。