昨今、その利便性の高さや業務効率の改善効果などから、無線LANが、新たな企業内ネットワークのインフラとして注目されている。しかし、有線LANと比べて通信速度が劣る点や、不正アクセスや情報漏洩に対しての危惧、製品間のセキュリティ機能との相互接続性への不安など、セキュリティ対策をはじめとした課題もあげられている。このような課題の解決に向けて、各社では無線LANのメリットを最大限に活かしたさまざまなアプローチが展開されている。本稿では、導入が進む無線LANの市場状況や技術動向と、セキュリティ対策を中心とした2社の取組みについて紹介する。 ■市場動向 ・無線LANのメリットを最大限に活用するには 強固なセキュリティ環境の実現が不可欠 ■各社の取組み ・理経 ・無線LANに安全性、柔軟性、モビリティを実現する セキュリティソフトウェア「CraniteWare」 ・アイコム ・強固な暗号化セキュリティ機能を搭載した? ビジネス用無線LANブリッジ製品
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