ブロードバンドやユビキタスの発展に伴い、企業や自治体における情報システムのIT化が進む中、これまで以上にセキュリティ対策の重要性がクローズアップされている。さらに最近では、個人情報保護といった個人レベルでのセキュリティ対策も必要不可欠になっており、企業、自治体におけるセキュリティ対策の多様化、複雑化が進んでいる。現在のセキュリティ対策は、アンチウイルス、ファイアウォール、暗号化、SSL-VPN、不正侵入検知等の外部からの攻撃を防ぐものと、不正プログラム対策、文書管理、本人認証、コンテンツの暗号化、USB認証といった内部からの攻撃を防ぐものとに分けられる。つまり、「外部からの攻撃さえ防いでれば大丈夫」ということあり得ないのである。ここでは、IT化社会を支える上で欠かすことのできない情報セキュリティについて、最近の動向と各社の取組みについて紹介する。




 

 


Copyright:(C) 2003 BUSINESS COMMUNICATION All Rights Reserved