【NTTアドバンステクノロジ】

指紋認証入退室・出退勤管理と画像監視との連動を実現

−建物や居室への出入管理のセキュリティ機能を格段に強化−

 NTTアドバンステクノロジ(以下、NTT-AT)は、入退室管理と出退勤管理を連携して行える指紋認証装置「AT-500FP」とディジタル画像監視・記録・検索装置を統合したシステムの販売を2004年1月15日(木)より開始した。
 個人情報のデータ漏洩問題など、企業・組織内の情報セキュリティの基本である入退室管理が、ますます重要視される状況において、指紋認証装置「AT-500FP」とディジタル画像監視・記録・検索を組み合わせた本システムは、サーバルームやデータセンタ、コールセンタ、研究所などの開発センタ、病院、各種オフィス等で手軽にご利用いただけるシステムである。

■開発の背景

 NTT-ATでは、これまでも、指紋マウスや指紋ファイル暗号、指紋認証ICカードリーダ指紋保管庫、指紋認証装置「AT-500FP」などのセキュリティソリューションを、NTTグループをはじめとする各種企業や自治体、データセンタ、コールセンタ、研究所等に幅広く提供してきた。
 今回、昨年1月に販売を開始した入退室管理と出退勤管理を同時に行える指紋認証システム「AT-500FP」を用いて、指紋認証やID入力情報を画像記録と連動させるシステムを開発した。本システムにより、建物や居室への入退出認証時の操作者や付近の人の画像を記録し、不正な操作者や同伴者等の確認が可能となり、不正の防止に大きな効果を発揮することができる。



■本システムの特長

 NTT-ATが開発、昨年1月から販売を開始した指紋認証装置「AT-500FP」は、入退室管理と出退勤管理の機能を備え、ネットワークプロトコル(TCP/IP)に標準対応のため、既存の企業内コンピュータネットワークに容易に組み込め、タイムレコードや勤怠管理システムと容易に連携できるシステムである。また、テキスト音声変換機能(オプション)を備えているため、機能ガイダンスやエラーメッセージを音声で伝えたり、入退室者に簡単なメッセージを伝えることができ、オフィスでのさまざまな利用方法に応えることが可能である。
 ディジタル画像監視装置は、独自の画像圧縮技術により高密度の画像記録、イベントや時刻等での検索を低コストで実現する。リアルタイムでの画像監視やイベント画面記憶機能、警備システムやアラームシステムとの連動等にも対応が可能である。
 また、本システムは指紋認証システム「AT-500FP」と同様に、TCP/IPによるネットワーク機能を備えているため、オフィスの事情に応じた多様なカスタマイズ化についても、迅速かつ低コストで容易に対応することができる。

■価 格

・指紋認証装置「AT-500FP」37万円〜(税別)

・サーバソフトウェア30万円〜(税別)

・画像レコーダ「SDR40」オープン価格



お問い合わせ先

NTTアドバンステクノロジ株式会社
サービスシステム事業部
ネットワークサービス部
担当:中田
TEL:044-220-2112
FAX:044-220-2080
E-mail:eigyo@saki.netwk.ntt-at.co.jp

 


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