【NTT コムウェア】

IT資産管理、セキュリティ対策を低価格で実現する
ソフトウェア
「AdminITy(アドミニティ)」販売開始

 NTTコムウェアは、端末管理ソフトウェア「AdminITy(アドミニティ)」の販売を開始した。「AdminITy」を導入することにより、資産管理だけでなく端末個々のセキュリティ対策を、優れた機能と低価格で実現する。

■AdminITyの概要

 「AdminITy」は、パソコン、プリンタ、ルータなどのハードウェアのスペックやソフトウェアのバージョン、また契約情報、誰が何を利用しているかなどのユーザ情報を収集・分析し、計画・購入から保守までをトータルに管理する資産管理機能を有する。さらに端末個々のセキュリティ対策状況を把握し、不備のある端末ユーザには対策を促すセキュリティ対策機能を装備している。パソコンなどの資産管理、セキュリティ対策を効率的に管理することにより、購入から維持・管理などにかかる人的リソースを含めたトータルコスト削減を実現するソフトウェアだ。

 主な機能は、以下のとおり。

(1)固定資産・リース種別、リース期間などを管理する「資産情報管理」

(2)ネットワーク接続機器のIPアドレスの利用状況を管理する「IPアドレス管理」

(3)インストールソフトウェアを自動収集し、ライセンスを管理する「ソフト・ライセンス管理」

(4)設備の移動、増加を自動的に検する「設備増減検出」

(5)ソフトウェアを管理者の意向で強制的に配布する「ソフトウェア配布」

(6)ウィルス定義ファイルの更新状況、スキャン状況を管理し、端末ユーザに警告メールを送信する「ウィルス対策」

(7) OS、ブラウザなどのセキュリティのバージョンの更新状況を管理し、端末ユーザに警告メールを送信する「セキュリティ・パッチ対策」

 さらに、Microsoft Visio(R)がインストールされていれば、LANのネットワーク図を管理する「ネットワーク図管理」の機能が利用でき、資産情報とリンクしたネットワーク図を作成することができる。
 なお、AdminITyはオフィスの机(什器類)などIT関連以外の資産管理にも利用でき、棚卸などの効率化にも役立つ。


組織、設置場所、契約情報、人事情報などをリレーショナルに管理
             図1 管理画面

■AdminITyの特徴

 最新ウィルス定義ファイル、最新セキュリティのバージョンなどの情報を盛り込んだ「セキュリティ辞書」をNTTコムウェア検証のもと、随時提供する。AdminITyシステムはこの「セキュリティ辞書」を自動取得し、収集・分析した端末情報との照合により、ウィルス定義ファイルやセキュリティのバージョンが最新になっているかどうか、端末管理リストに“○”、“×”で表示する。管理者は最新の情報を把握していなくても、端末のセキュリティ対策状況を直感的に把握できる。手間のかかる端末個々のセキュリティ対策状況の把握を強力にサポートする。


セキュリティ辞書の情報を元に、定義ファイルが最新かどうかを○×で表示します。
     図2 分析レポート(ウィルス対策ソフト分析)

     
各端末のパッチ適用状況が一目で分かります。
       
図3 分析レポート(OS パッチ情報分析)

■AdminITyの販売までの経緯

 
今回、販売を開始する「Admin ITy」は、2000年に提供を開始した「LAN情報管理サービス/システム」から操作性向上、機能改善とともに低価格を実現する端末管理ソフトウェアとしてバージョンアップしたものだ。今年7月には「LAN情報管理サービス/システム」の後継製品として、資産管理分野で株式会社コア社と技術提携した「Admin ITy」を販売開始。その後、NTTコムウェアグループの約20,000台の端末管理運用実績をもとに大規模環境下の性能向上などの機能改善を経て、今回の「AdminITy」V3.0.5で本格的に市場展開を開始した。

■AdminITyの提供価格体系

 目的別に「IT資産管理」、「セキュリティ管理」、2つの管理を統合した「端末統合管理」の3種類のメニューを提供する。また、大規模ユーザにはボリュームディスカウントを適用し、より低価格で提供する。
最小販売単位は100ライセンス。
※1000ライセンス購入時の1ライセンスあたりの料金

■IT資産管理:3150円(税込み)

■セキュリティ管理: 3675 円(税込み)

■端末統合管理:4830円(税込み)


お問い合わせ先

NTTコムウェア株式会社
広報室
kouhou@nttcom.co.jp

 


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