【NTT 東日本】

■概要

 2005年4月からの個人情報保護法の施行にあたり、個人情報の取り扱いや管理について厳しく問われるようになります。特に顧客情報の多くは電子データとして取り扱われており、それらは個人情報を扱うことができる社員・職員のクライアント端末で行われていることが大半です。クライアント端末における操作、即ち故意または不注意によるメール送信、外部メディアへの書込、持ち出しによって漏洩が生じる危険性があります。そのため、個人情報を扱うクライアント端末の操作状況を収集・監視することが重要な課題の1つとなっています。また、操作状況を収集・監視していることをオープンにすることで社員・職員に対しての抑止効果も望めます。
 NTT東日本が提供する「Securityデスクトップ管理パック」は、IT資産管理、セキュリティパッチ管理といったクライアント端末管理に加え、クライアント端末の操作ログを収集・監視する必要最小限の機能を備え、さらに低コストかつ短納期で導入することが可能なパッケージです。(図1参照)


   図1 「Security デスクトップ管理パック」のシステム概要図

■主な機能と特長

操作ログ管理

・Web閲覧履歴、メール送信履歴、ファイル操作履歴等豊富なログ管理機能を有しており、情報漏洩の抑止が可能です。

IT資産管理

・クライアント端末のハード・ソフトウェア情報の管理が可能です。

・パッチの適用状態を管理し、最新のパッチを迅速にあてることが可能です。

 また、必要最小限な機能だけを備えているために「何を、どう管理するのか?」に悩まされることがありません。そのため、システム管理者の負担が少なく、システム管理者が不在または兼務されている場合でも簡単にご利用頂く事が可能です。(図2参照)


      図2 「Security デスクトップ管理パック」の管理画面

■Security デスクトップ管理パックの構成

 必要なソフト/ハードと工事・保守をあらかじめパッケージングしてご提供させて頂くことにより、低コスト・短納期を実現しています。(図3、4参照)


      図3 「Security デスクトップ管理パック」の構成


      図4 「Security デスクトップ管理パック」の機能概要

■Security デスクトップ管理パックに含まれる工事・保守

工事について

 お客様にヒアリングシートへ組織情報等を入力いただき、ヒアリングシートをもとにサーバの設定を行います。設定済みのサーバをお客様指定の設置場所へ発送し、機器到着後、設置、動作確認とお客様(システム管理者)へのシステム運用方法をご説明します。

保守について

 
保守は、電話・FAX・メールでの対応となります。テクニカルサポートはFAX、メールのみでの対応となります。
 NTT東日本ではその他、大規模ユーザ向けのデスクトップ管理ソリューション、VPN等のネットワークセキュリティ、機密文書漏洩防止といった各種セキュリティを組み合わせたトータルセキュリティソリューションもご提供しています。詳しくは下記にお問い合わせ下さい。


お問い合わせ先

東日本電信電話株式会社
ビジネスユーザ事業推進本部 
ビジネスソリューション部
第3システムグループ ソリューション開発担当
TEL:03-5783-3417
FAX:03-5783-6912

E-mail:pkg-support@ml.bch.east.ntt.co.jp

 


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