【NTTコムウェア】

「e-UBF Small Office Kit」販売開始
−個人情報保護対策を進める中小規模向けに−

 NTTコムウェアは、2月3日から、指紋認証ソリューション「e-UBF Small Office Kit」の販売を開始した。指紋の登録拒否率0%(*1)を実現しながら、中小規模でも導入しやすい1セット63万円の価格とした。

■e-UBF Small Office Kitの概要

 「e-UBF Small Office Kit」は、指紋認証方法に、指紋の凹凸を波形データに変換し照合する「周波数解析法」を採用している。電子錠や勤怠管理などの各種ソリューションと連動することも可能で、将来の総合的な情報保護ソリューションの中核として使用できる。
 金融機関など大企業向けに販売している「e-UBFエンタープライズ指紋認証ソリューション」のサーバ・ライセンスを限定することで、価格を抑え中小規模向けへの導入を促進する。

■製品構成

(1)「e-UBF Unit」:指紋認識するセンサー

・残留指紋が残らないスイープ型センサーを採用。

(2)「e-UBF Server」:管理サーバ

・個人IDに基づき、指紋から周波数解析法で抽出した数値データ(指紋画像への復元不可)を管理。

・Windows やアプリケーションのログ管理機能など、各種管理機能を提供。

(3)「e-UBF Time Recorder(評価版)」:勤怠管理ソフトウェア

・出退勤管理を指紋認証で実現し、代打ちなどの不正をなくす。

■価格

 63万円(税抜き60万円)
「e-UBF Unit」×10ユニット
「e-UBF Server」(50ユニット限定ライセンス)×1
「e-UBF Time Recorder(評価版)」

動作環境

■サーバ
Windows2000 ServerSP4以上/

Windows Server 2003

■クライアント

Windows2000 Professional /
Windows2000 server/Windows2000 Advanced Server/
Windows XP Professional
サーバ/ クライアント共に、Internet Explorer6以上。

■販売の背景

 2005年4月から施行されている個人情報保護法の対象となる「5,000 人以上の個人情報を扱う企業」は100万社以上と推計されているが、その多くが対応できていないと言われている。また、自治体によっては、5,000人未満でも是正勧告し、企業名を公表することになっている。

■システムの開発元

 指紋認証システムの開発元は、株式会社ディー・ディー・エス(本社:名古屋市中川区)で、登録拒否率0%(実績値)を実現した周波数解析法は同社の独自技術。(特許出願中)

【用語説明】

*1 登録拒否率
指紋を登録しようとして登録できない比率

※Windowsは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。

※その他、記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。

お問い合わせ先

NTTコムウェア株式会社
広報室
kouhou@nttcom.co.jp

 


Copyright:(C) 2004 BUSINESS COMMUNICATION All Rights Reserved