【NTTアイティ】 総合健康管理支援システム「HELSMEK」に 「母子保健支援システム」を追加、販売開始 〜 母子保健と住民健診の一元管理により、生涯を通じた健康管理を実現〜 NTTアイティは、毎年32万人を超える健診に利用されている同社の総合健康管理支援システム「HELSMEK」(http://www.nttit.co.jp/goods/hbj/HELSMEK/main.html)に、新たに開発した「母子保健支援システム」を追加。平成17年3月よりオプションとして販売開始した。 「母子保健支援システム」では、厚生労働省の「健やか親子21」の“母子保健は生涯を通じた健康管理の原点”という考えに基づき、同社の総合健康管理支援システム「HELSMEK」の住民健診支援システムと母子の健康情報を一元化した。従来の健診に加え、母親の妊娠から、新生児の出生、成人に至るまでの健康に関する情報を総合的、経年的に管理でき、育児相談から生活習慣病予防に至る幅広い住民健康管理サービスが、迅速かつ的確に提供できる。 ■開発の経緯 NTTアイティでは、平成9年より総合健康管理支援システム「HELSMEK」の開発・販売を実施。 現在までに自治体の住民健診システムや、病院の人間ドックシステム、企業の健診システムとして、毎年32万人を超える受検者の健康管理や保健指導に利用されている。今回販売を開始する「母子保健支援システム」は、地域住民への健康サービスの一層の充実に向け、母子保健事業への対応要望が多くの自治体から寄せられたのをうけて、「HELSMEK」の新機能として開発した。 ■「母子保健支援システム」の特長 (1)母子保健業務の効率化 母子の健康情報を住民健診システムに基づいて一元管理することにより、これまで膨大な時間を必要としていた、妊婦基本情報の登録、母子健康手帳との連携、個別指導が必要な妊婦の抽出や、保健指導スケジュールの策定、さらには新生児訪問指導対象者の抽出、乳幼児健診対象者の抽出、乳幼児健診スケジュールの策定や、案内状の印刷等の業務を、迅速、確実、かつ簡単に行うことができる。また、一般健康診査や精密健康診査の結果集計とその報告書作成等についてもシステム化されているため、業務処理の一層の効率化が図れる。 (2)各種乳幼児健診管理に対応 妊婦一般健康診査に始まり、乳児健康診査、(4ヵ月児、6ヵ月児、9ヵ月児)、1歳6ヵ月児、3歳児健診の各種健診に対応。「HELSMEK」の住民健診支援システムを基礎としているため、妊娠届から妊娠中の状況、妊婦健診や乳幼児健診の健診結果・健康状態、さらに既往歴・家族歴といったプロフィール情報や特記事項などの情報を総合的に管理可能。また、登録された健診結果からの統計・集計も可能。 (3)予防接種管理にも対応 本システムは予防接種の管理にも対応。乳児向けの予防接種のスケジュールを自動的に策定。予防接種の実施状況の登録、把握が容易。 (4)お客様の業務形態に合わせたカスタマイズ システム導入時には、お客様の業務形態に合わせて、機能追加や変更等のカスタマイズが可能。 ■価格 母子保健支援システム:250万円(税別) 総合健康管理支援システム「HELSMEK」の最小構成(ソフトウエア):サーバライセンス1本+クライアントライセンス2本=800万円(税別) ※「母子保健支援システム」の導入には総合健康管理支援システム「HELSMEK」が必要。
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