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 【NTT ネオメイト】 日本HPと協業し、 「地域密着型のITフルサポートサービス事業」の提供を開始 −機器提供から、運用保守、更改時のデータ消去までサポート− NTTネオメイトと日本HPは５月30日、中堅・中小規模の企業を対象に、両社の強みを活かした「地域密着型のIT フルサポートサービス事業」を、両社共同で展開していくことを発表した。  協業の発表会場で握手するNTT ネオメイトの西村憲一社長（写真右）と 日本HPの小田晋吾社長（写真左） 地域密着型のITフルサポートサービス事業は、地域の中堅・中小規模の企業のIT化ニーズにきめ細かく対応し、IT機器の導入からネットワークやアプリケーション、データセンターの構築、運用／保守、改善／提案、そしてリユース／リサイクルまでの一連のサービスをリーズナブルな価格で提供するというもの。 今回の協業により両社は、ITシステムの構築、運用／保守などのサービスをセットしたNTTネオメイトの「OZFA（オズファ）」ラインアップに、日本HPのPC及びサーバを追加しサービスを拡充する。また、シンクライアント等を活用したASP型の新サービスを共同で開発・提供するほか、PC及びサーバのデータを完全消去し、リユースまたはリサイクルするサービスも提供する。 これまでNTTネオメイトグループは、約400カ所のサービス拠点と約32,000人のエンジニアによる地域密着営業体制により、OZFAの提供やブロードバンドネットワークを含めたシステム構築、運用／保守、PCリユース／リサイクル事業などを展開してきた。今回、中堅・中小企業向けの製品ラインアップ拡充に向け、高品質なIT 機器やアプリケーション開発能力など高い製品力を持つ日本HPをビジネスパートナーとすることで、中堅・中小企業におけるIT化をより一層強力に支援することができるという。 具体的なサービスとしては、まず中堅・中小企業向けPC及びサーバの提供とサポートサービスの拡充を、2005年６月１日より開始する。また、日本HPのシンクライアント及びサーバとNTTネオメイトの「AQStage（アクステージ）IP-VPN・広域イーサネットサービス」「AQStageデータセンタサービス」、両社のアプリケーションなどを融合し、(1)受付予約サービス、(2)会員ポイント管理サービス、(3)クライアント管理サービス等をはじめとするASP型新サービスを共同で開発・提供する。  図1 ITフルサポートサービス事業での両社の役割分担 さらに６月１日より、NTTネオメイトグループの専用工場である「PCセキュリティリサイクルセンター」において、OZFAラインアップとして提供されたPCやサーバ、過去に販売された日本HPのPCやサーバのデータを完全に消去し、リユース／リサイクルするサービスを提供。これにより、不用になったPCやサーバから個人情報など重要データの漏洩を完全防止するとともに、リユース／リサイクルの推進により地域環境の保護にも貢献できるとしている。 今後両社は、ソリューションサービス、プロダクトの融合をさらに推進し、サービス・ラインアップの充実を図っていくとしている。 |