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NTTコミュニケーションズ

「情報ライフサイクル管理システム(LCVISOR)」提供開始
― 個人情報の情報ライフサイクル(プロセス)を一元管理―


NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は、顧客情報などの重要情報について、ダウンロードから送受、廃棄までのライフサイクルを一元管理するための企業向けパッケージソフトウェア(Webサーバアプリケーション)「情報ライフサイクル管理システム(LCVISOR:エルシーバイザー)」を、平成17 年7月14 日より提供開始している。

情報ライフサイクル管理システムの概要

情報ライフサイクル管理システム(LCVISOR)は、顧客情報などの機密情報の取り扱いについて、データのダウンロードから、送受、保管、廃棄に至るまで、情報の所在の明確化、廃棄漏れのチェックをすることで、情報のトラッキングを行うことができる。

また、機密情報の廃棄漏れに対するメールによるアラーム機能もあり、これにより情報漏洩を抑止することができる。

導入例

  • 人情報業務の委託元に導入
    ⇒委託先を一元管理

自社の個人情報が委託先で適正に 利用されているかを一元管理できる。

  • 個人情報業務の委託先に導入
    ⇒委託元へ安全性を証明

委託元に対して個人情報が適正に 利用されていることを証明できる。

製品の特徴

(1)NTT Com の1000 事例の業務ノウハウを集結

過去1年間以上のNTT Com社内における機密情報の送受・流通の業務フローを分析した上で、様々な業務フローに対応できるように設計している。業種業態、企業規模を問わず、簡単に導入可能。

(2)廃棄漏れアラームと累積データの統計機能

廃棄予定時期になると、自動的に責任者へのメール通知とWeb画面によるアラーム通知を行う。これによって、ヒューマンエラーによる廃棄漏れを防ぐ。蓄積された管理データを、ファイルとして出力する機能により、システムの定着度診断やリスク分析、次期IT化の検討材料として活用できる。

(3)PC端末と携帯電話による簡単操作

実務者の作業性を考慮し、PC端末のWebブラウザのほかに、携帯電話のブラウザによる操作画面も備えている。

(4)モバイルコネクトとの連携による本人性認証強化

ID ・パスワード認証のほかに、本人性認証を強化できる「モバイルコネクト」*1との連携機能を標準装備している。

(5)他社製品と組み合わせたカスタマイズが容易

カード型認証製品や暗号化商品など、他社のセキュリティ商品と組み合わせたカスタマイズも容易で、導入環境に合わせた環境構築が可能。

製品の利用料金

100 ライセンスの場合の価格は、初期費用が84万円から(税込)、月額保守費用が6万3000円から(税込)。

【用語解説】

*1:モバイルコネクト
NTT Comが提供するモバイル端末活用のためのソリューション。特別な機器を必要としない独自のワンタイムパスワード認証(MCOP)などにより、高いセキュリティを実現。詳細はURL:http://www.mobileconnect.jp/を参照。

お問い合わせ先

NTTコミュニケーションズ株式会社
LCVISORのホームページ
http://www.ntt.com/lcvisor

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