NTTソフトウェア
新世代ブラウザ「SpaceBrowserTM」販売開始
~大量のビジュアル化された情報を三次元空間上に配置しクルージング~
NTTソフトウェアは、大量のビジュアル化された情報を三次元空間上に配置しクルージングできる次世代ブラウザ「SpaceBrowser(スペースブラウザ)」を、平成17年10月より販売開始する。
「SpaceBrowser」は、①ビジュアル化された情報の三次元空間配置で全貌を瞬間認識。②インタラクティブなナビゲーションですばやく情報をキャッチ。③奥行き感のある斬新な情報表現が生む強烈なインパクト。④わかりやすさ、やさしさが情報案内、ホームページに効果的。⑤複雑化する各種システムの表示インタフェースに最適などの特徴を持つ。
例えば膨大な種類のワインを、価格・香り・酸味などの評価軸で取れば、「安価で香りの弱いワイン」「高価で酸味の強いワイン」などを全貌を見ながら視覚的に探すことができる。また、美術館や博物館などでは、施設を立体的に表示し、展示物を各フロアごとに配置させ、透過表示することで展示場所をわかりやすくナビゲートすることが可能となる。
NTT ソフトウェアは「Space Browser」を、画像を含む大容量なリッチコンテンツを快適に扱える「光・ブロードバンド時代」の重要な商品と位置づけており、当面3つのパターンで商品化を行う。①情報案内端末(キオスク端末など)に組み込んで販売可能なシナリオパッケージを商品化し、OEM提供および装置に組み込んで販売する「情報案内端末向けパッケージ(スタンドアロン型)」、②ホームページ、EC系サイトなどの一般市場向けパッケージをコンテンツ制作会社、WEB制作会社などに販売する「WEB向けパッケージ(ネットワーク型)」、③基幹系業務ソリューションの表示インタフェースとして活用した複合プロダクトとしてソリューション化しシステムインテグレーションする「企業向け複合ソリューション(システムインテグレーション型)の3タイプで販売する。
「SpaceBrowser」は、Microsoft社のInternet Explorer 上で動作する高機能表示エンジンで、Windows XP、Windows 2000を搭載したPC/AT互換機で動作する。二次元(縦横)空間への配置が限界だったWEB コンテンツを、容易に三次元空間(縦横前後)に拡張し配置することができ、配置コンテンツを閲覧する視点を自由に設定・変動させることも可能である。このため、三次元空間をダイナミックにクルージングするイメージでコンテンツの検索・閲覧が可能となる。
「SpaceBrowser」の製品概要
- ◇名 称:
- 「SpaceBrowser」(スペースブラウザ)
- ◇提供開始:
- 平成17年10月
- ◇販売価格:
- 300万円~(その他システムと組み合わせたソリューション販売)
- ◇販売方式:
- 直販、販売代理店による販売
※「SpaceBrowser」は、NTT ソフトウェア株式会社の商標です。本製品は、NTT情報流通プラットフォーム研究所が開発した3D表示型情報ナビゲーション技術「InfoLead」を商品化したものです。