ネットマークスは、IPコミュニケーションに関するインテグレーションおよび連携する様々なアプリケーションを含めた統合ソリューション「INFOSION（インフォシオン）」を発表した。

今回発表された「INFOSION IRDB600人事DB連携システム」と「INFOSION I-COP700コミュニケーションポータル」は、シスコシステムズ社の呼制御サーバ「Cisco CallManager」をベースとしたIPコミュニケーションの付加価値アプリケーションである。I-RDB600は、大規模な人事異動や組織改変に際し、運用者の手を煩わすことなくマスター人事DB変更から情報を収集し、Cisco CallManagerに対し自動的に設定を反映させる。これにより、頻繁かつ大規模な組織変更に柔軟に対応することで、運用コストの削減が可能となる。一方I-COP700は、IPコミュニケーションの導入を効果的にするアプリケーションで、電話帳やプレゼンス情報（在席情報）、電話会議の予約システムなどを統合し、グループウェアと連携することでコミュニケーションポータル環境を提供する。社内・社外間でコミュニケーションをとる際に迷うことなく最適なアクセス手段で相手にコンタクトできるようになるため、余計な検索や伝達を不要にし、生産性を高めることができる。

モバイル連携ソリューションに関しては、NTT ドコモが提供するFOMA／無線LANデュアル端末「N900iL」とCisco CallManagerが提供するIPコミュニケーションのネットワークを連携することで、無線LAN環境のある社内では内線電話として、社外では携帯電話として利用することができる。