営業情報を基幹システムに直結させ
「見える経営」を実現!
最新の営業情報をリアルタイムに連携し、
意思決定のスピードアップを目指す
NTTソフトウェア
~salesforce.comとERP の連携ソリューション「ebPowerSynergy beyond SFA」を開発~
NTTソフトウェアは、株式会社セールスフォース・ドットコムのオンデマンドアプリケーションで営業活動を強力にサポートする「salesforce.com」を基幹システムと連携させ、営業情報の有効活用と経営の意思決定の迅速化を促進する「ebPowerSynergy beyond SFA(Sales Force Automation)」を開発し、11月より提供を開始する。
今回、開発した「ebPowerSynergy beyond SFA」は、NTTソフトウェアが提供中の次世代エンタープライズソリューション「ebPowerSynergy」シリーズのラインアップである。
「ebPowerSynergy beyond SFA」の特徴は、「salesfoece.com」に蓄積された最新の案件情報や個々の顧客情報を基幹システム群に連携することによって、営業が提供する鮮度の高いリアルな情報をタイムリーに社内共有でき、また、基幹システムに蓄積されているプロジェクトごとの売上見込額や契約額などの実績データを「salesforce.com」にフィードバックすることによって、営業担当者が精度の高い情報を元に営業活動できるようになる。このように、営業情報と基幹システム情報がシームレスに連携されることにより、経営幹部に日次または週次で取得した情報をオンデマンドで提供し、経営判断の質的向上およびスピードアップに貢献するとともに、案件拡大、事務作業低減などのROI向上も期待できる。
「ebPowerSynergy beyond SFA」の対象となる基幹システムはERPを中心に各システムとの連携が可能であるが、すでにSAP R/3との実績がある。「salesfoece.com」の標準APIを利用するEAIパッケージを利用して連携することから、営業情報を企業情報として即、活用することが可能である。
NTTソフトウェアは、「ebPowerSynergy beyond SFA」を企業における意思決定の迅速化に欠かすことのできない経営情報システムと位置づけており、今後、同ソリューションを、経営情報やプロセス情報をリアルタイムに監視するBAM(Business Activity Monitoring)などにも連携させ、収集した情報の活用度を向上させていく予定である。
【用語説明】
- SFA【Sales Force Automation】
- パソコンやインターネットなどの情報通信技術を駆使して企業の営業部門を効率化すること。また、そのための情報システム。
- BAM【Business Activity Monitoring】
- 流通をはじめリアルタイムな対処を必要とする多くの問題に対して、関連する情報の収集・分析を行い、必要な警告を行うことにより迅速な意思決定を支援すること。
- EAI【Enterprise Application Integration】
- 企業内で業務に使用される複数のコンピュ ータシステムを有機的に連携させ、データやプロセスの効率的な統合をはかること。また、それを支援する一連の技術やソフトウェアの総称。