SOA適用サービスを体系化し、
独自の方法論に基づくサービスの
本格提供を開始
日本ユニシス
日本ユニシスは、企業や官公庁におけるSOAの採用と推進を強力に支援するため、「SOA適用サービス」を体系化し、11月から本格的な提供を開始している。
SOAの実現には、ビジネスプロセス分析及びサービス定義のノウハウと、Webサービスに代表される業界標準の技術、そしてそれらを実装する開発方法とプラットフォーム製品が重要となる。日本BEAシステムズやマイクロソフトをはじめとする、有力SOA関連ソフトウェア製品の提供元と密接な協業関係を構築している同社では、各社が持つ様々な製品群に、コンサルティング、システム構築、サポートサービスなどの付加価値を組み合わせ、多様な業種の企業や官公庁などのユーザーに数多くのソリューションを提供してきた豊富な実績を持っている。
同社ではSOAを、ビジネスプロセスの可視化と企業システムの柔構造化を実現し、ビジネスに変化対応力をもたらすことでTCOの削減とTVO(Total Value of Ownership)の最適化を可能にするITインフラストラクチャを構築するための設計手法であると考えており、これに基づく以下のような特徴を持つサービスを提供開始している。
- ユーザーの目指すIT成熟度や、SOA適用レベルに応じて導入シナリオを提供
- 独自の方法論(SOAnalyze/SOArchitect/SOApply)に沿ったSOA適用アプローチを採用
- ユーザーごとに最適なプラットフォーム製品を選択可能
なお、同社では、SOA適用サービスによる今後3年間のSI(ハードウェアやソフトウェアライセンスも含む)で120億円の受注を目指している。