SANかNASか! より効果的なストレージ導入に向けて
昨今、アプリケーションの利用拡大によるデータ量の増加やシステム統合のよるデータ価値の拡大、さらには、個人情報保護法に関連した文書管理の義務化などにより、企業のストレージ容量が急激に増加し、ストレージシステムの効果的な活用がビジネスの競争力を左右するとも言われている。さらに最近では、SAN によるディスクの統合(ストレージ統合)や、NAS による複数ファイルサーバの統合、SAN とNAS を共存・統合することでストレージをより有効的に活用しようとする動きとともに、業務の視点から既存のストレージ関連技術を統合する管理手法「ILM(情報ライフサイクルマネージメント)」の実現など、新たなアプローチが進められている。
ここでは、注目が高まるストレージシステムについて、市場動向や技術トレンドとともに、関連各社の製品を紹介する。