事業継続計画(BCP)ソリューションの第二弾メニュー「フォレンジックサービス」の提供を開始
NTT東日本
NTT東日本は、「事業継続計画ソリューション(BCPソリューション)」の第二弾メニューとして、「フォレンジックサービス」の提供を開始した。本サービスは、社内の全パソコンの操作ログを顧客企業に代わって収集・分析し、情報漏洩の芽を摘み取る精度の高いログ監査レポートを提供するサービス。
背景
個人情報保護法の施行により、企業は情報漏洩、特に個人情報の漏洩事件・事故について大きな社会的責任を負っている。パソコンの操作ログを取得・保管することは、情報漏洩の原因を特定する際に有効であるとともに、業務に関係のないサーバ等への不要なアクセスを抑止することにもつながることから、企業においてはフォレンジックツールの導入が進んでいる。しかし、全てのパソコンから日々操作ログを取得しなければならないことから、データ量が膨大になり、データの保管及びそれらを監査することが困難であるという課題に直面している。
サービスの概要と特長
本サービスは、全てのパソコンの操作ログを顧客に代わって収集・分析し、その結果を簡易なレポートにして提供するもので、主な特長は次のとおりである。
レポートイメージ
- (1)シーア・インサイト・セキュリティが開発したフォレンジックツール「SEER INNER」を活用して、全てのパソコンの共有ファイルへのアクセス、メール送信、インターネット閲覧等の操作ログをソフトウェアが自動で取得し、フレッツ・グループアクセス等のVPN経由でNTT東日本データセンタに集積。顧客は、システム管理者や使用者に負担をかけることなく、ログ収集が行える。
- (2)集積した操作ログは、NTT東日本データセンタ内の「セキュリティオペレーションセンタ(SOC)」にて、コンプライアンス違反の有無等について分析し、その結果を簡易にまとめたログ監査レポートとして毎月提供する。これにより、顧客は稼動をかけることなく、情報漏洩につながる行為の有無を的確に把握することが可能になる。
- (3)分析が終わった監査ログは、NTT東日本データセンタにて、厳重に保管。システム障害や災害等による操作ログの消失や、外部への操作ログの漏洩といった心配がない。
- (4)監査する項目や提出する監査レポートは、顧客の要望に合わせてカスタマイズすることも可能で、顧客企業のセキュリティポリシーに合わせた、より精度の高いレポートを提供することもできる。
提供価格(税込み)
- イニシャルコスト:
- 450万円~
- ランニングコスト:
- 35万円/月~
※利用規模・形態により提供価格は異なる。
お問い合わせ先
東日本電信電話株式会社ビジネスユーザ事業推進本部
ビジネスソリューション部 民谷・大原
TEL:03-3830-5242
E-mail:
desktop@ml.bch.east.ntt.co.jp
NEWS(2006年4月)
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