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ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション

日立製作所とNTTデータの資本参加を発表

~技術面、ビジネス面での提携関係を強化~

ミラクル・リナックス

ミラクル・リナックスは、2006年3月に、日立製作所とNTTデータの2社が資本参加したことを発表した。

現在、ミラクル・リナックスが発行している全株数は8000株で、このうち日本オラクルが保有している株式58.5%から各4%を日立とNTTデータに譲渡した。日本オラクル保有のミラクル・リナックス株の一部を、日本のIT市場において影響力を持つ日立製作所とNTTデータに譲渡することにより、技術面、ビジネス面での戦略的な提携関係を強化し、OSS(オープンソース・ソフトウェア)に関連した各社のビジネス基盤を強固なものにしていく。ミラクル・リナックスでは、資本参加に伴う2社との提携関係の強化により、さらに高品質の製品とサービスを提供し、日本市場に根ざした信頼性の高いLinuxディストリビュータの確立を目指していく。今回のミラクル・リナックスへの資本参加について、2社は次のように語っている。

「日立製作所は、LinuxをはじめとしたOSSのミッションクリティカルシステム領域への浸透を期待する市場ニーズに応え、国産Linuxベンダーとの連携を強化し関連技術を蓄積すべく、ミラクル・リナックス社に資本参加することといたしました。」(日立製作所 ソフトウェア事業部長 中村孝男氏)
「NTTデータは、今回の資本参加を通じてミラクル・リナックスと連携し、オープンソース製品をミッションクリティカル領域に適用していくために、その性能と信頼性の向上を図りつつ、オープンソース製品を用いたシステム構築と長期にわたって安心してご利用いただけるサポート・サービスに注力していく予定です。」(NTTデータ 執行役員 基盤システム事業本部長 山田 伸一氏)

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