gooリサーチ結果(No.109)「質問サイトの利用状況」に関する調査結果について
NTTレゾナント
国内最大級のインターネットアンケート・サービス「gooリサーチ」を共同で提供するNTTレゾナント株式会社と株式会社三菱総合研究所は、「gooリサーチ」登録モニターを対象に「質問サイトの利用状況」に関する調査を実施した。
質問サイトは、インターネットユーザーがわからないことを調べる手段として注目され、有効回答者数2,184名のうち、利用経験者は約7割に達している。今回の調査結果により、現状では回答者として参加している割合は低いものの、今後は回答したいという意向も多く、サイト検索に次いで高い利用率と存在感が認められていることが明らかになった。
また質問サイトの利用に際しては、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)のような閉じられたコミュニティではなく、オープンなコミュニティであることが重視されている。さらに、カテゴリージャンルの広さのみならず専門性も求められ、より充実した回答を無料で提供される仕組みであることが条件になっている。
調査結果のポイント
(1)わからない事を調べる主なツールとして質問サイトを活用する人は約2割であるが、利用経験者は約7割を占める。
わからないことをインターネットで調べる際、ほぼ全員にあたる98.8%が検索サイトを活用しているが、その他では、口コミサイト、質問サイト、掲示板は2割前後が利用。質問サイトの利用経験者は約7割、週1日以上の利用者は2割以上を占める。
(2)今後、他の人の質問に対して回答意向のある割合は8割を超えており、回答意欲が高いことがうかがえる。
今後、「質問サイト」を調べるために利用するだけではなく回答意向があるとする人は8割を超える、83.4%だった。また質問が有料であれば7割が「利用しない」と回答しており、無料であることが質問サイト利用の前提となっていることが見て取れる。
(3)質問への回答内容に関する満足度は8割以上と高い。満足しなかった際の理由は「疑問が解決しなかった」ことが主な理由。
質問サイトでわからないことを質問した際、回答の満足度は80.0%と高く、満足しなかった際の理由は「疑問が解決しなかった」ことが主な理由で、質問サイトに対する満足度が高いことが浮き彫りになった。
(4)質問サイトの利用意向として、総合的ジャンルがありカテゴリー分けされていることを望む利用意向者が大半を占める一方、特定のジャンルに特化した質問サイトも約4割が利用を希望。
質問サイトに対する今後の利用意向として、総合的なジャンルがありカテゴリー分けされていることを望む利用者が大半を占める一方、専門的なジャンルに特化している質問サイトについても40.8%が利用を望んでおり、「広く深く」調べられることが望まれていることが浮き彫りにとなった。
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