CRMソリューションのリーディングカンパニーであるイーシステムは、Linux管理ソリューションのリーディングベンダーである米国レバンタ社と販売代理店契約を締結した。本契約により、イーシステムは、Linuxサーバのシステム運用業務を大幅に効率化する世界初のLinux管理アプライアンス「Levanta Intrepid M」を日本市場で初めて販売することになる。

Intrepid M は、変更管理とデータ仮想化技術を融合し、サーバのプロビジョニング、アプリケーションやパッチのデプロイ（配備）、リカバリや変更管理などを簡易かつ確実に行える豊富な機能を搭載し、Linuxシステムの管理業務を大幅に効率化する管理アプライアンスである。今日、Linuxは、初期のインターネットサーバへの適用時代を経て、業務アプリケーションまでその市場を拡大している。これに伴い、Linuxシステム管理ソリューションおよびサービスに対するニーズが高まり、レバンタ社が提供するIntrepid Mは、急速に市場に受け入れられ、数千台規模のシステムで、従来8時間を要していた管理業務を5分間に短縮するなど、高い導入効果を発揮している。

イーシステムは、設立以来、CRMおよびその周辺分野に特化した事業を展開し、統合型CRMの導入コンサルティングにおいて国内トップのシェアを獲得している。そして昨今は、IT投資の低減ニーズに応える価格競争力、CRMシステムに不可欠なセキュリティの高さなどからLinuxに注目し、同子会社とともに、Linux上で稼動するCRMパッケージを開発するなど、Linuxベースのソリューション展開に注力している。