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ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

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指紋認証ソリューション「e-UBF Small Office Kitプラス」に共有ファイル暗号化ソフトウェア「Folder SAFER mini」をセットし、販売を開始

~企業のセキュリティ対策を支援~

NTTコムウェア

NTTコムウェアは5月11日より、指紋センサーと指紋管理サーバを組み合わせた企業向け指紋認証ソリューション「e-UBF Small Office Kit プラス」とファイルサーバの電子データを暗号化するソフトウェア「Folder SAFER mini」(開発元:株式会社マークエニー・ジャパン)をセットし、販売を開始した。

概要

「e-UBF Small Office Kit プラス」はWindowsログオン時や各種アプリケーションのID/パスワードによるアクセスを指紋認証方式で行うソリューションとして販売されている。情報漏洩問題が顕在化されている現在では、システムにアクセスするセキュリティ対策だけでなく、ファイルからの情報漏洩・パソコンの紛失や盗難による情報漏洩の対策が重要になる。「e-UBF Small Office Kit プラス」と、「Folder SAFER mini」を組み合わせることで、パソコン端末へのアクセスから共有ファイル管理まで、企業の質の高い情報セキュリティ環境構築が可能になる。

「e-UBF Small Office Kit プラス」の概要

「e-UBF Small Office Kit プラス」は、既に販売している指紋認証ソリューション「e-UBF」を中小規模の企業向けに、パソコン利用者や管理サーバに登録するアカウント数を最大50までに制限した。個人によって異なるといわれる生体情報の特徴を利用した生体認証方式の中で、指紋を利用した認証システムだ。生体認証方式なので、ICカード等を利用する認証方式のカード紛失・不携帯時に使用できないという問題やパスワード方式のパスワード忘れ・定期的なパスワード変更といった運用上の問題がない。

従来の指紋認証の商品と異なり、登録拒否、本人拒否なく運用が可能である。また、周波数解析方式のため指紋の跡を残さず、保存された情報から指紋画像に復元できない等、心理的負担などにも配慮した本人認証商品だ。

「Folder SAFER mini」の機能概要

◆電子ファイル暗号化

共有フォルダ内の電子データを暗号化する。ユーザ間で暗号化ファイルの共有が可能だが、共通鍵で暗号化・復号化を行うため、外部へ流出した場合、ファイルを閲覧されることはない。

◆多様な制限機能

ファイルフォルダ単位に「印刷・編集・保存の制限」、「ファイルの有効期限」、「Visible Print機能(印刷物への任意文字、ユーザ名、日時の印字)」など、多くのセキュリティ設定が可能。

◆サーバ管理ツール及びログ管理機能

管理者用の管理ツールのひとつで、フォルダの暗号化設定やファイル利用制限設定、暗号化ファイルの操作ログの管理ができる。

標準セットと販売価格

◆標準1セット内容

  • e-UBF Server(e-UBF管理ソフトウェア一式:50クライアントライセンス)
  • e-UBF Unit(指紋認証ユニット)×10セット
  • e-UBF IDマネージャ(アプリケーション連携ソフトウェア)×10ライセンス
  • Folder SAFER mini(ファイルサーバ暗号ソフトウェア)×1サーバ/10ユーザライセンス

※Folder SAFER miniのライセンスは、ユーザライセンスとなる。11ユーザ以上の場合は、別途アップグレード(有料)が必要となる。(e-UBFは、デバイス単位のライセンスだが、Folder SAFER miniはユーザ単位となる)

◆標準1セット販売価格

お問い合わせ先

NTTコムウェア株式会社
ビジネスインテグレーション部
パートナー営業担当
Tel:03-5796-4179
E-mail:partner@nttcom.co.jp

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