NTTグループのソリューションガイド

ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション

Debian ProjectがOSDLのCGL機能仕様を採用

- Debianの“sarge”リリースが、キャリアグレードLinuxプラットフォームとして登録 -

OSDL

エンタープライズ・コンピューティングにおいてLinuxの採用加速に取り組むグローバルコンソーシアムである米国のOpen Source Development Labs(OSDL)は、Debian GNU/Linuxディストリビューションが、ヒューレット・パッカード(HP)社の支援により、OSDLのCGL(キャリアグレードLinux)2.0.2の機能仕様に準拠し、登録完了したことを発表した。

Debianは、主要なLinuxディストリビューションの1つである。DebianがCGL準拠のLinuxディストリビューションとして登録されたことにより、1,000名以上の開発者と、何万人というエンドユーザーがCGLコミュニティに新しく参加することが見込まれる。

さらに、このDebianの登録は、通信プロバイダーに、最強のLinuxコミュニティの1つを支援する完全にオープンなプラットフォームが提供されることになる。

OSDLのSenior Technology AnalystであるBill Weinbergは次のようにコメントしている。

「DebianベースのCGLプラットフォームは、自前でうまく作るCGLソリューションと、商用で利用可能なオプションとの理想的なバランスを実現します。OSDLは、DebianがCGL準拠ディストリビューションとして登録されたことを歓迎し、CGLの採用に強力かつポジティブなインパクトを与えるものと期待しています。Debian開発者の熱心な取り組みとHP社の多大な貢献のおかげで、通信機器ベンダーは、非常に完成されたコミュニティベースのCGLディストリビューションを利用することができます。」

お問い合わせ先

●TEL:03-5288-8777

NEWS(2006年7月)

ニュース

NTTグループ関連

SIer・ベンダ

会社概要 NTT ソリューション 広告募集 ページ先頭へ
Copyright:(C) 2000-2017 BUSINESS COMMUNICATION All Rights Reserved. ※本サイトの掲載記事、コンテンツ等の無断転載を禁じます。