NTTグループのソリューションガイド

ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション

次世代型国際イーサネットサービス「グローバルスーパーリンク」のサービス拡充について

NTTコミュニケーションズ

NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は、次世代型国際イーサネットサービス「グローバルスーパーリンク」のサービスメニューを平成18年7月3日より拡充する。

より多くのサービス提供地域で、手軽に国際通信帯域を拡大したいお客さまのニーズに柔軟に対応していく。

「グローバルスーパーリンク」サービスの新規拡充メニュー

(1)サービス提供地域の拡大

従来の日本、米国に加え、本年7月3日よりイギリス、ドイツ、フランス、オランダ、香港で提供を開始する。今後も順次、世界主要都市へサービス提供地域を拡大する予定である。

(2)サービス提供品目の追加メニュー

従来の100M従量料金メニューに加え、10Mbps~100Mbpsの間で、10Mbps単位の定額料金メニューを提供開始する。

サービス特徴

本サービスは、昨年7月より提供しているNTT Comが所有する高速・大容量のグローバルIPネットワーク網上で広域イーサネットサービスを実現する、次世代型ネットワークサービスである。広帯域なバースタブル通信(*1)を低価格かつ信頼性の高いネットワークで実現したい、というビジネスデマンドに応える。

●手軽に導入・拡張が可能:

イーサネットインタフェースにより、既存LAN環境をそのまま拡張可能。そして、安価な汎用機器で、グローバル拠点間のLAN環境が簡単に構築できる。複雑な専門知識は一切必要ない。

●柔軟な料金体系:

従量料金や定額料金など料金メニューが豊富なため、大容量かつバースト性の高い通信用途向けなど、お客さまの要望に合わせ柔軟に通信帯域が選択できる。

●実績のある高品質:

Tier1キャリア(*2)であるNTT ComのグローバルIPバックボーンをベースにEthernet over MPLS技術を使っており、すでに本年2月に、日米間HD映像伝送実験でスーパーボウルXLの映像配信にも成功している実績がある(*3)。また、監視・故障通知は、アクセス回線も含めたエンド・ツー・エンドでマネジメントする。

●サービス受付開始日

平成18年7月3日(月)

【用語解説】

*1: バースタブル通信:
大容量サイズのデータをできる限り短時間に送信するが、一方でデータが全く流れていない時間も多いような利用形態。
*2: Tier1キャリア:
インターネットの品質を上流のプロバイダに頼ることなく、自らをコントロールできる世界規模の広帯域IPバックボーンを保有するISPグループのことをいい、世界でも数社のみ。アジアではNTT Comが唯一のTier 1ステータス保持者である。平成18年6月現在、アジア太平洋区間を105ギガの帯域で運用している。
*3:日本テレビとNTT Comによる日米間IPネットワークを用いたHD映像伝送の共同実験において「スーパーボウルXL」の映像配信に成功:
日本テレビ放送網とNTT Comは、平成18年2月5日(米国現地時間)、米国デトロイトで行われた「スーパーボウルXL」のHD映像を、NTT Comの「グローバルスーパーリンク」網経由で、日米間で伝送する実験に成功した。

お問い合わせ先

NTTコミュニケーションズ株式会社
グローバル事業本部
コーポレート営業部
TEL:03-6800-4500

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