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ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション

ビジネス・インテリジェンス(BI)市場No.1に向けた事業戦略を発表

~BIソリューションを拡大する新製品の提供とDWH分野におけるグリッド・コンピューティングの推進~

日本オラクル

従来の個別最適化されたBIシステムは、リアルタイム分析への課題や、内部統制やセキュリティのリスク、運用管理コストの増大という問題点を抱えている。このような問題点を解決するために、日本オラクルは、ビジネス・インテリジェンス(BI)分野の事業を強化する戦略の概要を発表した。同戦略は、BIソリューションを拡大する新製品の提供、データウェアハウス分野におけるグリッド・コンピューティングの推進、BI専任組織の設立、導入支援サービス拡充などで構成、推進していく。

今回発表されたBI戦略の骨子は以下のとおり。

【1】新製品「Oracle Business Intelligence Suite Enterprise Edition」、「Oracle Warehouse Builder 10g Release 2」の提供開始:
Oracle Business Intelligence Suite Enterprise Editionは、ビジネス・インテリジェンスの利用を企業全体に広め、リアルタイムかつ実用的な情報に基づいた意思決定を実現する。Oracle Warehouse Builder 10g Release 2は、データウェアハウス(DWH)の設計・構築をより迅速かつ効率的に行うことを可能にするだけでなく、DWHの情報の質を高め「価値ある情報」に変換する。
【2】次世代のDWH「ウェアハウス・グリッド」の推進:
グリッド環境で構築されるウェアハウス・グリッドは、問い合わせ処理や分析処理、ETL処理のリソースの効率的な利用を実現し、データ量やユーザー数増加に応じた拡張を可能にする、柔軟かつ効率的なシステム投資を可能とする。オラクルは、このウェアハウス・グリッドを推進することで、顧客のBIインフラストラクチャのコスト低減を提案していく。
【3】BI販売体制の強化:
日本オラクルでは、2006年6月よりBI専任の営業組織、コンサルティング組織を新設した。これによりプリセールス・エンジニアやカスタマーサポート組織とあわせて約80名の体制でBIビジネスを展開していく。
【4】「Business Intelligence Express Service -Premium-」の提供開始によるBI導入支援サービスの強化:
日本オラクルは、2005年7月にBI導入支援の無償サービスであるBusiness Intelligence Express Serviceを発表して以降50件の顧客に提供、企業戦略に必要な情報分析の支援を行ってきた。そして今回、顧客からの要望が多いBIシステム設計および構築フェーズでのサービス・メニューを強化し、新たにBusiness Intelligence Express Service -Premium-として提供をしていく。同サービスは、(1)企業のBI構築に向けた戦略構築段階およびBIの活用プラン段階においてデザインする無償のエクスプレス・メニューと、(2)実際にBIの設計および構築段階において導入支援をする有償のエクスプレス・プレミアム・メニューの2つで構成される。これらのメニューによって、企業情報のよりよい活用のための目標設定から課題の整理、設計および構築、実際の活用までBIの専門家が総合的に支援する。
【5】エクスプレス・メニュー(無償):
BIコンセプト構築支援(業務改善や戦略プランニングを前提としたグランドデザイン)、データ分析支援(データ分析手法の構築、データ分析)、BI勉強会(BIに対する理解を深め、具現化する)
【6】エクスプレス・プレミアム・メニュー(有償):
Oracle BI設計(Oracle BI導入にためのモデリング)、Oracle BIパフォーマンス診断(パフォーマンス・ボトルネックの発見)、Oracle BIサイジングサービス(推奨ハードウェア構成の策定)、Oracle BI & Portal短期導入(経営層向けダッシュボードの短期構築)、BIセキュリティ診断(セキュリティ対策ポイントの明確化)

お問い合わせ先

日本オラクル
URL:http://www.oracle.co.jp/press/

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