NTTソフトウェア、JAL、NECソフトの３社は協力して、７月22日より、成田国際空港第２ターミナルの新しい案内「ご出発ナビ」の提供を開始した。

このサービスは、同ターミナルからJALグループ便にて出発するお客さま向けに、NTTソフトウェアが昨年10月に販売開始した新世代３次元ブラウザ「SpaceBrowser」を利用した立体アニメーション映像によるナビゲートムービーを放映するもので、３社は最新技術を利用してチェックインから搭乗までの流れを分かりやすく案内するこの「ご出発ナビ」により、空港を利用されるお客さまのスムーズな出発をサポートする。

「ご出発ナビ」でご提供している実際の画面映像

「ご出発ナビ」の概要

この「ご出発ナビ」は、同ターミナル出発階（３階）に設置された３台の大型プラズマディスプレイで、約２分間のムービーを繰り返し放映している。このムービーは、出発階でのチェックインから搭乗までのお客さまの動線を、ビル全体を俯瞰する視点のみならず、お客さまの視点からも立体的に見せて案内している。

JALは７月22日より「ご出発ナビ」による案内を開始し、今後同ビルの改修などにも応じて、コンテンツを改訂していく考えである。

「ご出発ナビ」の特長

「ご出発ナビ」は、NECソフトのコンテンツ配信システムに、「SpaceBrowser」を組み合わせて導入されている。「SpaceBrowser」は、まったく新しいタイプのブラウザで、大量の情報を三次元空間上に配置し、大規模で多種多様な施設を分かりやすく表示する機能に優れている点や、施設の改修工事などで生じる案内の変更にも速やかに対応することが可能なことから、ホテルなど各種施設の情報案内に利用されているほか、そのリアルで分かりやすい表現力と伝達力を活かし、ホームページ制作などにも利用されている。なお、空港を始めとする公共施設で「SpaceBrowser」が使用されるのは初めてのことである。

今後とも、３社は協力し、その技術力とホスピタリティで、空港を利用するお客さまの利便性向上を目指していく。