「端末管理ソフトウェア「AdminITy」と機能連携する「AdminITy DETECT」をラインアップ
~「NetSkateKoban」と連携で、強固なセキュリティをサポート~NTTコムウェア
NTTコムウェアが販売する端末管理ソフトウェア「AdminITy(アドミニティ)(*1)」では、様々なソフトウェアとの機能連携ラインアップ「AdminITy DETECT」を新たに展開する。
背景
ウイルス感染やWinnyによる情報漏えいといったセキュリティ事故は、私物パソコンのような不正に持ち込まれたパソコン(以後、未許可パソコン)による組織ネットワーク(以後イントラネット)への接続が原因である場合が少なくない。企業などの多くは、業務用パソコンの支給や、私物パソコンの持ち込み禁止などの対策を行っているが、実際に未許可パソコンの利用実態を把握し、リアルタイムに対策を打つことは困難。企業などからは、こうした未許可パソコンによるイントラネットへの不正接続を遮断したいという要望もあがっていた。
「AdminITy DETECT」の概要
「AdminITy DETECT」は、端末管理ソフトウェア「AdminITy」の機能連携ラインアップ。
「AdminITy」の管理する端末データを、連携するセキュリティソリューションの導入・運用基盤として活用することで、様々なセキュリティソリューションの効果を最大限発揮し、高度なネットワークセキュリティ対策を漏れなく行うことが可能となる。
ラインアップの第一弾として、未許可パソコンなどがイントラネットへ接続するのを防止する不正接続対策ソフトウェア「NetSkateKoban(*2)」との機能連携を実現し、より強固なネットワークセキュリティをサポートする。
不正接続対策ソフトウェアの概要
「NetSkateKoban」は、未許可パソコンをイントラネットに接続させない不正接続対策ソフトウェア。ネットワーク管理者が、接続許可パソコンのMACアドレス(Ethernetカードに固有なID番号)を管理サーバに登録しておくだけで、未許可パソコンのネットワーク接続を検知し、自動的に接続を遮断。
「AdminITy」の端末管理データ(情報資産台帳)を、接続許可リストとして連携利用することで、漏れのないセキュリティ対策を容易に実現できる。
「NetSkateKoban」の主な機能
- ◆イントラネットへの接続機器の検知
- ◆MACアドレス未登録端末のネットワーク遮断
- ◆「AdminITy」との連携
「AdminITy」のインベントリ(パソコンのハードウェア情報、ソフトウェア情報)収集機能との連携により、接続許可リストの自動作成を可能に
「NetSkateKoban」の主な特徴
- ◆「不正接続対策ソフトウェア」の単体導入も可能
- ◆ネットワークの再構築や機器の更改・変更が原則不要*となり、導入コストを抑えて高度なセキュリティを確保
ウイルス感染などのセキュリティ事故は、社外からの持ち込み端末が原因で起こることが多いもの。
「AdminITy DETECT」なら、未許可パソコンによるイントラネット不正接続を遮断。
- ●MACアドレス未登録端末(=管理対象外端末)の検出
- 不正に社内ネットワークに接続された端末(持ち込み端末など)を検出。
- ●上記端末のネットワーク遮断
- 不正接続端末に対し、ネットワーク遮断を行う。
- ●AdminITy(BASE)との連携
- AdminITy(BASE)の端末情報収集機能により、MACアドレスリストの自動作成が可能。
今後の展開
「AdminITy」は、企業などのIT資産管理とセキュリティ管理実現のため、今後も機能連携ラインアップを更に拡充していく。
提供価格など
- ◆「NetSkateKoban」のライセンス価格(参考価格、税込)
- NetSkateKobanマネージャ:291,900円
- NetSkateKoban DHCP・ARPセンサエージェント(5ライセンス):386,925円
- ◆「AdminITy+NetSkateKoban」のライセンス価格(参考価格、税込)
- AdminITy端末統合管理ソリューション(1000ライセンス):4,830,000円
- NetSkateKobanマネージャ:291,900円
- NetSkateKoban DHCP・ARPセンサエージェント(5ライセンス):386,925円
- ※管理パソコン1000台、1ネットワーク、5セグメントの環境で利用した場合。
- ※別途、OS・データベース・ハードウェアが必要。コンサルティング、設置調整費用についてはお問い合わせください。
- (*1)「AdminITy」は、IT資産管理とセキュリティ管理を実現するソフトウェア。IT資産管理では、IT機器のインベントリ情報を収集し、ヒト・モノ・カネの情報と紐づけて一元的に管理。セキュリティ管理では、収集したセキュリティ情報を分析し、対策促進メールやパッチ配布でセキュリティ対策を行うことができる。
ポリシー管理機能が充実しており、設定したセキュリティポリシーに違反する端末を検知し、アラート警告表示および強制シャットダウンを行うことも可能。
商品URLhttp://www.nttcom.co.jp/adminity/ - (*2)「NetSkateKoban」は株式会社サイバー・ソリューションズ(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:キニ グレン マンスフィールド Glenn Mansfield Keeni)が開発し、株式会社アルチザネットワークス(本社:東京都立川市、代表取締役社長:床次隆志)が販売するネットワークセキュリティ商品。
- ※「AdminITy」は、NTTコムウェアの登録商標です。
- ※「NetSkateKoban」は、サイバー・ソリューションズの登録商標です。
- ※MicrosoftおよびWindowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
NEWS(2006年9月)
NTTグループ関連
- セキュリティ対策のアウトソーシング:「セキュリティゲートウェイサービス」(NTT西日本)
- 端末管理ソフトウェア「AdminITy」と機能連携する「AdminITy DETECT」(NTTコムウェア)
- 日本電気と共にNTTドコモのクレジットサービス「DCMX」の基盤システムを構築(NTTデータ)
- モバイルソリューションのNTTドコモ「hTc Z」対応について (NTTコミュニケーションズ)
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SIer・ベンダ
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