1,200人規模の開発体制を構築してNGN事業を強化
~2008年度に1,000億円の売上を目指す~沖電気
沖電気工業(沖電気)は、今後の市場拡大が期待されるNGN(次世代ネットワーク)分野の事業強化を目的に、10月1日付で組織再編を行った。今回の組織再編により、グループ内に分散していた開発リソースを集結して1,200人規模の開発体制を構築し、商品化を加速させ、2008年度にはNGN関係商品の売上として1,000億円を目指していく。
NGNでは、従来の固定電話や携帯電話のサービスに加え、高品質な映像配信、テレビ電話、企業向けの高信頼性通信サービスなどを同一のIPネットワーク上で提供できるようになり、トリプルプレー(音声、データ、映像の統合)やFMC(固定・無線通信融合)などの新サービスの提供の可能性が拡大される。沖電気では、NGNは通信の歴史上の重要な改革となり、インターネットと共存しつつ、ユビキタスサービスを実現していくための有効な手段となると考えている。この認識のもと、沖電気では既に、(1)アクセス・ネットワーク、(2)ホーム・ネットワーク、(3)ネットワーク・サービス・プラットホーム、(4)コア・ネットワークの4つをNGN事業の注力分野として取り組んできた。そしてこの度、これらの領域での商品開発体制の強化を目的とした組織再編を行った。とくに前記の(1)~(3)に共通して必要でFMC実現の重要な要素である無線技術と、(2)と(3)に必須のIPネットワーキング技術、(4)に関しては光伝送技術の強化を図るため、沖テクノクリエーションを沖電気に吸収合併し、沖コムテックの開発技術者を沖電気に出向させた。その結果、1,200人規模の開発体制を構築した。
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