NTTグループのソリューションガイド

ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション

次世代ハイブリッドSTBを開発し、中国市場に参入

-インテル製メディア・プロセッサーを搭載してケーブルTVとIP-TVサービスの同時利用を実現-

OKI

沖電気工業(OKI)は、インテルが提供する高性能メディア・プロセッサーを搭載した次世代ハイブリッドSTBを開発し、中国のケーブルTV事業者向けに2007年度より本格的に販売活動を開始する。本製品に搭載されるプロセッサーは、高い処理能力が必要なアプリケーションやサービス向けに供給されるものである。

OKIの次世代ハイブリッドSTBは、ケーブルTVでの受信とIP-TVサービスの利用が同時に可能なハイブリッド型のSTBで、ネットワークに負荷をかけずに高画質映像を楽しめるH.264 HD再生機能を実現した製品である。ケーブルTVが配信する映像サービスを受信するために必要なDVB-Cチューナーに加えて、IP系のビデオ・オン・デマンドなどのサービスを受けるためのIP-STBも内蔵するなど、優れた機能が用意されている。また、インテルの高性能メディア・プロセッサーを搭載することで、複雑なグラフィック映像をスムーズに動かせることが可能となり、ビデオ・オン・デマンドやオンラインの3Dゲームなどの高付加価値サービスを加入者に対して提供できるようになった。

中国におけるデジタルTVの加入世帯数は、2005年末で413万戸を数え、2008年度には3,966万戸にまで達するといわれている。現在のデジタル化率は3.29%程度だが、今後、急速に普及することが期待されている。また、中国のIP-TV加入者は、2005年の10万人が2008年には340万人にまで拡大すると予想されており、STB市場が今後急速に成長すると予測される。

お問い合わせ先

●沖電気工業 広報部
TEL:03-3580-8950

NEWS(2007年1月)

ニュース

NTTグループ関連

SIer・ベンダ


会社概要 NTT ソリューション 広告募集 ページ先頭へ
Copyright:(C) 2000-2017 BUSINESS COMMUNICATION All Rights Reserved. ※本サイトの掲載記事、コンテンツ等の無断転載を禁じます。